吉田発12時32分の柏崎行き普通列車に乗り、越後線完乗を目指しつつ終点柏崎駅へ向かいます。

 

新潟県中央の沿岸部を走るこの越後線は、幹線の信越本線とは異なり沿線に大きな街はほとんどなく、車窓風景もあまり変化に富んだものではありません。そしてこういう時は、決まって睡魔が襲ってくるもの。初めての乗車区間ということで必死に抵抗しましたが、いつの間にか寝落ちし記憶を失っていました。何たる不覚・・・ もうこれ以上寝てしまわないよう、気合を入れ直すことにします。

 

写真の出来栄えは酷いですが、こちらは13時26分到着の刈羽駅

 

 

 

ニュースなどでよく耳にする、東京電力柏崎刈羽原子力発電所。こんなトコにあったのか! 原発に関しては、その賛否双方において、世の中には様々な意見があるのが現状です。この問題、結論は到底出ることなど無いデリケートなものであり、本来はあまり記すべきことではないことかもしれませんが、個人的な意見をちょっとだけ言わせてもらえるならば、安全が確保された原発に限っては、やはり稼働させていくべきなのではと考えています。強制的に節電を強いられたり、挙句の果てに停電なんてことは、まっぴらごめんですからね。まぁこの件に関しては、しっかりと議論されるのを期待しつつ、行方を見守っていこうと思っています。

 

列車はさらに西へと進み、終点柏崎駅には13時41分の到着。これでめでたく越後線は完乗となりました。

 

 

 

この駅は未訪問。さっそく改札を出て駅舎を撮影します。

 

 

駅前にはアルフォートルマンドで知られるブルボンの本社がどでかく鎮座。

 

 

立派なビルですね。それにしてもこんな地方都市に、全国的に名の知れた大手菓子メーカーの本社があるとはちょっと驚きです。ちなみに新潟県内には、ここ以外にも亀田製菓三幸製菓などの有名な菓子メーカーが多数本社を置く、隠れたお菓子王国となっているようです。そんなこと、全然知らなかったなぁ。これも旅先での新しい発見といえるでしょうか。

 

こんな看板もありました。

 

 

昨日の長岡といい、新潟は花火がアツいのかな? というか、その日アツいのは柏崎だけじゃないぞ!

 

柏崎駅からは、14時23分発の特急しらゆき6号に乗り、一気に直江津駅までワープします。

 

 

運賃料金あわせ\1,440也。運行本数の少ない区間での時短効果は抜群です。配色はどことなくチープな感じのする車両ですが、乗り心地もよくとても快適。27分の乗車時間はあっという間に過ぎていきました。

 

ということで直江津駅

 

 

北陸新幹線開業までは、北陸本線信越本線の2大幹線の接続駅として発展してきた駅です。

 

 

JRからの転換により第三セクターのえちごトキめき鉄道の駅となった現在でも、その広い構内は健在。跨線橋からの眺めは、なかなか壮観ですね。

 

運行本数や連結する両数は少ないながら、一気に列車が集結。

 

 

 

往時の賑わいを垣間見るようでした。

 

ここからは15時25分発の列車に乗り、今日の目的地糸魚川駅を目指します。