羽衣線用のクモハ123-5/6に連結するサハ103-758(元サハ101)の、屋根を先に仕上げました。
塗装前の屋根上の状況です。ランボード周辺を紙ヤスリで擦った跡が屋根板に残っており、明るい灰色のランボードが悪目立ちしています。また、クーラーとベンチレーターの色合いも合致していません。
屋根板はMr.カラースプレーのニュートラルグレー(No.13)、クーラーとベンチレーターはGMの鉄道カラースプレーのねずみ色1号(No.9)を、吹付けました。
スッキリした状態に仕上がりました。
ボディの塗装が後回しになった理由は、こちらです。
昨日、ボディ側面の車外スピーカー2個を取り外していたので、新しいパーツを付け直ししました。このパーツは、トレジャータウン製のスピーカー・ワンマンパーツ集(品番TTP236)の、正方形で横スリットが入った記号Dの物(8個分を切り離し済み)を使用しています。薄い金属製のエッチングパーツで、1mm角の物が横に2個並んで細いランナーで継がっており、カッターナイフで丁寧に切り離しました。切り離す際のまな板には、HOゲージ用の木製床板(材質は朴木)を活用しています。
スピーカーの取付には、窓枠下辺から1.5mm下方にφ0.6mmの穴を開け、この穴に合わせてスピーカーのパーツを粘度が弱目のセロテープ(透明テープなのでパーツの傾き補正が目視で簡単に出来ます)で貼付けて仮固定し、ボディ内側から貫通穴に瞬間接着剤を流して貼り付けました。これで、ボディの塗装に着手出来ます。
塗装済みの屋根板をボディに装着して確認、出来映えは良好です。
ボディの塗装と、車番インレタの貼付けを残すだけとなりました。(続く)
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