2022/9/23 第5章その1 ふたつ星4047・北行 その1 | 金屋代かずおのお部屋

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(熱々のスフレが車内で食べられる)

 

これまでの旅路

 

 

 

 

筆者は初日の「ふたつ星4047」について,北行の列車も確保していました.それでは早速乗車することとしましょう.

長崎駅でも「ふたつ星4047」の出発式が行われました.

「はやとの風」と異なり,ライト周りに装飾はありません.

北行き列車の食の目玉は,車内で焼き上げるスフレです.乗車3営業日前までの事前予約制で,時間差をつけて6個づつ,計12個提供されます.

しかし,問題はその予約方法にありました.専用のサイト(南行きの弁当も予約できます)で予約するのですが,直前にならないと予約成立が判明せず,オーバーした場合は自動でキャンセルとなってしまいます.極めてわかりにくいことこの上ないのですが,システム上そのようになってしまったようです.

筆者は9/23の「ふたつ星4047」がすぐに売り切れたことを確認して程なく弁当とスフレを申し込みましたが,購入に失敗した際のケアとして2個購入しました.そして,予約が成立しなかったと申し出があった他のお客様に,その場で現金をやり取りして購入権利を譲渡しました.非常にややこしいです.

苦労して手に入れた料理は美味しいと感じるものです.

北行きは諫早駅で比較的長い時間停車します.「うないさん」といううなぎのキャラクターが登場しました.

新大村駅に停車します.ここ大村は天正少年使節のまち,とのことです.ここから地元の観光関係者が乗車し,多数の資料・パウンドケーキ・ピーナツクッキーをいただきました.

南行き列車ではラウンジが比較的混雑しておらず,筆者も利用することにしました.この「ふたつ星嬉野茶」は独特の苦味がするお茶でいかにも,という感じでした.ついつい桟に置いて写真をとってしまいます.ちなみに,この写真はこの日開業した大村車両基地駅を通過中に撮影したものです.

「ふたつ星4047」には新基軸として「ベンチシート」「ボックスシート」が備えられており,マルス上では本体列車と別列車扱いで登録されています.このベンチシートは一定の範囲で動かすことができるのですが,位置によっては通路が非常に狭くなってしまいます.ベンチシートを利用される場合は角度の付け方に注意が必要と言えます.

さて,大村湾が間近に見える駅「千綿駅」に到着しました.北に向かう「ふたつ星4047」の旅はこの駅をフィーチャーする形で組まれており,当ブログの記事もここで一区切りといたします.

 

 

続く

 

 

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2021年の夏,キハ66・67から見た大村湾の光景を思い出しました.

冬になると「ふたつ星4047」の千綿駅は夕日の時間になります.