(秩父鉄道) 白久→秩父 自動券売機券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和49年12月に秩父鉄道秩父本線の白久駅の自動券売機で発行されました、「白久→秩父」の乗車券です。

 

 

PJR/てつどう赤地紋券となります。

 

印版式の自動券売機で、小児運賃の併記がありますので恐らくは小児券の発行も可能であったものと推察され、当時の自動券売機はボタン式でボタンの数には限りがありますから、羽生までの秩父鉄道線の各駅の発売には対応していなかったものと考えられます。

 

白久駅は2022年3月12日に無人化される時点では自動券売機が導入されておりましたが、昭和49年の時点で既に自動券売機が導入されていた事になり、秩父駅や寄居駅のような主要駅ならばともかく、白久駅のような小さな駅に早い時期に自動券売機が導入されていた事に驚きますが、当時の白久駅は駅前に「秩父スケートセンター」がありましたので、多客時に窓口を補助する目的で早期に自動券売機が導入されていたのでしょうか?