みなさんこんにちは。前回からの続きです。




3年振りに、今年は現地開催となった鉄道イベント「きんてつ鉄道まつり」。その訪問記をお送りしています。

会場の「五位堂検修車庫」最寄りの「五位堂駅(奈良県香芝市)」にやって来ました。



近鉄電車ホームページより。広大な路線網を持つ近鉄の中では、ここに位置しています。


鶴橋からは、途中から各駅停車になる準急で40分程度。速達列車の急行では、約25分ほどのところということで、大阪のベッドタウンとして開発が進む、香芝市の玄関口です。ところで…



この駅では、いまや貴重な存在となった「行先表示器」が現役で活躍していました。


さらに、コンコース階にも。それも4台もいっぺんに揃っているというのは壮観でもあります。


カメラを向けますと、ちょうど、大阪方面のそれが回ろうとするところ。

傍に立っていますと「パタパタパタ…」という小気味よい音が実に心地良いものですが、その板の回転音から「パタパタ式」とも呼ばれるものです。


在阪私鉄は5社がありますが、この方式の表示器がまとまった数で、さらに現役で活躍しているのは、もう近鉄電車だけになりました。

この「五位堂駅」がある「大阪線」沿線の各駅では、大阪府内でもまだいくつかその姿を見ることが出来ます。貴重な遺産です。


途中に通った「河内山本駅(大阪府八尾市)」でも、健在でした。こちらもどうぞ↑


改札を出て来ました。
会場の「五位堂検修車庫」へは反対側の出入り口なのですが、ロータリーのある正面玄関はこちらに当たります。



こちらは、近鉄系列「奈良交通」のバス路線の拠点になっているとのこと。

県下の近鉄電車の各駅から、フィーダー状に広い路線のネットワークを持つバス会社ですが、
この裾の緑に、シカのイラストを目にしますと奈良へ来たことを実感する次第です。



さて、冒頭でも触れましたが、3年振りに現地開催となった「きんてつ鉄道まつり」。

会場は駅の大阪側で「大阪線」に沿って細長く広がる「五位堂検修車庫」ですが、南側に「JR和歌山線」が通っているのも特徴でしょうか。
大阪方面へは近年、競合関係にあるJRです。


それでは、ロータリーの反対側出入り口から会場へ向かうことにします。


駅からは、住宅街の道を歩くこと10分ほど。
曇って来たり、いきなり陽射しが強くなったりと、これは暑くなりそうな日です。



会場の「五位堂検修車庫」に到着。
わたしは、確かこれで3回目の五位堂です。
例年は、自由に入出場出来るイベントだったのですが、今年は先着順の事前予約制でした。


開場は10時ということで、もうすでにたくさんの人々です。飲食ブースもこれまでのような規模のようで、これは楽しみです。




さて、会場ではさまざまなイベントや展示に、グッズや鉄道部品の販売。
そう記しているだけで、もうわくわくします。


果たして、どこからどう見て回ろうかと、この瞬間というのは、実に至福なものです✨

そんなことを考えていましたら、ブースの向こうにさっそく気になるものを発見。


これは、正式な展示物ではないようなのですが足が、ひとりでに停まってしまいました(笑)

次回に続きます。
今日はこんなところです。