車両の改造・加工等に使用するプラ板ですが、皆様はどのようなものをお使いでしょうか。

 

私が車両の窓埋め等に良く使用してきたのがタミヤ製品です。

プラモデルを扱っている店舗なら大抵置いてあるのが、「プラバン」の名称でお馴染みのタミヤ(TAMIYA)製品です。スチロール樹脂製の白色板材で、厚さも0.1mm,0.2mm,0.3mm,0.5mm,1.0mm,1.2mm,1.5mm,2.0mm,3.0mmと豊富で、何れもB4版サイズ(364mm×257mm)です。汎用的な板厚の0.3mm×2枚+0.5mm×2枚+1.2mm×1枚を組み合わせたプラバンセット(手前側に置いたもので、サイズは300mm×120mmと小振り)が、Nゲージ工作には打ってつけと愛用しています。別に必要とした0.2mmと1.0mmも購入しています。白色板以外に透明板もあり、厚さ0.2mm,0.3mm,0.4mm,1.7mmのB4サイズが「透明プラバン」の名称で販売されています。

 

工作が多様化してくると、厚さ0.8mmがどうしても必要な場合があり、以前から探してはみたもののポリアセタール(POM)製の500mm×1000mm等しかなく、あまりにも大き過ぎるので半ば諦めて、0.3mmと0.5mmを接着剤で貼り合わせたもの(接着剤により厚みは0.8mmより厚くなってしまう)で代用していました。先日、久々にネット検索したところ、実に最適な製品が見つかりました。

ウェーブ製のプラ=プレート 厚さ0.8mmの灰色板材で、サイズはB5版(182mm×257mm)と、Nゲージ工作には十分な大きさです。2021年8月に新発売された製品でした。

 

何よりもグレーの成型色でディテールが判り易く、サーフェーサー処理なしでも形状把握が楽々との謳い文句通りの製品です。私はヨドバシの通販サイトで購入(税込322円)しました。ウェーブのサイトを見ると、製品ラインナップには、厚さ0.3mm,0.5mm,0.8mm,1.0mmと揃っており、目盛りをブルーかホワイトで印刷した製品もあるようです。