3年振りの現地開催!「京阪電車ファミリーレールフェア2022」訪問記〜その7 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日は二本目です。


3年振りの現地開催が、今年は再開された鉄道イベント「京阪電車ファミリーレールフェア2022」。会場の「寝屋川車両基地(大阪府寝屋川市)」にやって来ています。




さて、工場内では鉄道部品類の販売もなされていました。ちょっと覗いて行こうと思います。


車両の前面、側面に取り付けられている、行先や種別を記した「方向幕」。
もともとはロール状のものですが、それをひとコマずつカットして、パウチしたものが販売されていました。




興味深いのは、その大きさの違いでしょうか。
側面のものより、正面のそれの方が大きい。

よくよく見ていますと、現行品と思しきものも混ざっています。方向幕はフィルム製ですので
破損すると、取り換えが必要になる消耗品です。それからの発生品なのでしょうね。


さらに、京阪グループ各社のブースも並んでいました。
グッズを見て回るだけでも、実に楽しいです。


では、ここからは今日の戦利品?を少しだけ。
「3000系」に掲げられていた、記念ヘッドマークを模したピンバッジ(@2200円)。


最初に見つけた、検車場に留められていたこれですね。


愛好者団体「鉄道友の会」が選出する「ローレル賞」という賞典を、デビュー時の2009年度と追加で新造された「プレミアムカー」がデビューした2022年度の、二回にわたって受賞しているという「3000系」のもの。良デザインです。


そして、先ほどの方向幕と同じコーナーで売られていて、大変気になった「跳ね上げ吊手(@500円)」。


普段、列車内で見かける吊り革とはちょっと様相が異なっています。


保護材を剥がしてみますと、先端部の金属部分が可動式になっているというものです。


詰めて居られた社員の方に聞くと、昨年引退した「日本最初で最後の多扉車」こと「5000系」で使用されていたものだとのこと。2021(令和3)年5月、京橋にて。


手元の画像を探してみましたら、ありました、これです。「5扉」という、特殊な構造だった「5000系」。平日、朝ラッシュ時のみ使用する第2・4扉の前に、これが設けられていました。


その、平日朝ラッシュ時間帯以外では、この第2・4扉の部分に、天井へ収納している座席が降下して扉は締め切られることが特徴でした。


ただ、その扉をラッシュ時に使用している際、乗降客の頭にぶつからないようにしているという、独特の仕組みからのものです。



引っ張れば、低いところに吊り輪が降りて来るという、なかなかおもしろいものでした。


独特な車両だった「5000系」の、その特徴のひとつがこれでした。

昨年の引退が早くも以前のことのように感じるのですが、これは思わぬ貴重なものを入手することが出来ました。


その他にも、この「ファミリーレールフェア」くらいでしか拝見する機会のない、日本初の連接車「60形びわこ号」。
今年も、その姿を見せていました。

1934(昭和9)に3編成が製造され、大阪・大津間の直通運転に使用されたという、歴史的に貴重な車両です。


しかし、ここで時間切れ。
今年は、入場が午前・午後と二部制になっていたために、いったん閉場するのだとのこと。


アンケートに回答しましたら、本部でこちらのシールを頂きました。おみやげになります。



そういったことで、3年振りに現地開催が再開になった「ファミリーレールフェア2022」を訪問した様子を、ここまでお送りして来ました。


コロナ禍は収束はしてはいませんが、徐々に、このようなイベントが再開されて来ていることは本当にうれしいことです。



普段入れない車両基地ですから、その雰囲気も久びさに、十二分に楽しむことが出来ました。
イベントというのは本当に良いものです。
再開に当たって尽力された、関係者の方々に感謝申し上げる次第です。

お付き合いくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。