林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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富山地鉄市内線と万葉線完乗の旅12.

2022-10-19 | 鉄道・旅行

 12.富山港線取材-城川原と岩瀬浜

城川原電停も富岩鉄道が1924年7月23日に、
富山口(現・廃止)から岩瀬港(現・岩瀬浜)までの区間が開業した時、
同時に開業した駅であり、車両基地も併設していた。
1943年6月1日に国有化されたが、
国鉄時代の1955年1月16日に富山運輸区が設置され、
国鉄末期まで車両基地だけでなく、運輸区も設置されていた。
その流れでLRT化され、
富山ライトレールに転換された時にはここに本社が設置された。
富山地方鉄道に合併後は南富山運転区城川原管理所となった。

ホームは相対式2面2線構造で、構内踏切で結ばれている。

旧本社の1階は待合室にもなっていて、
路面電車としては珍しく、室内で列車を待つことが出来る。
壁には「頑張れ!富山ライトレール」と書かれた額と、
「七色のポートラム」の歌詞が掲げられていた。

牧野好男作詞、佐藤進作曲と書かれているが、
残念ながらこの歌を聴いたことはない。
富山県民ならお馴染みの歌なのだろうか。

このあとそのまま終点の岩瀬浜まで行く。
岩瀬浜も富岩鉄道が路線を敷設した時、
終点として岩瀬港の名称で開業した駅である。

現在は電停ホームの反対側がバス停となっており、
電車の到着とあわせて出発するフィルダーバスが運行されている。
ここが終点として、車止めが設置されている。

岩瀬浜駅は富山ライトレール転換直前、
JR西日本富山港線時代の2005年7月22日に訪問している。

 ※JR富山港線岩瀬浜駅
 ※撮影日時 2005/07/22 8:43:38

この時は475系が充当されていた。

 ※岩瀬浜駅ホーム停車中の475系
 ※撮影日時 2005/07/22 8:41:10

475系は国鉄急行形457系列の交直流電車で、
交流区間が60Hzのみ対応の電動機出力120kW、抑速ブレーキ搭載のグループである。

 ※JR西日本時代の車止め。
 ※撮影日時 2005/07/22 8:47:27

ここを十分に取材して、10:46富山大学前行きの列車に乗り込み、
昼食を喰うためにまずは丸の内電停を目指す。


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