近鉄でここ最近気になった車両の動き。

Twitter界隈ではVW37がシングルアーム化したとかなんとか騒いでいますが、
それ以上に話題を振りまいた件があったでしょう?
今回はそのお話です。


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先日、高安検車区に所属していた2430系2436・2439(それぞれG36・39)の
3両2編成が明星検車区に転出しました。


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そしてそれと入れ替わる形で、明星検車区に所属していた
1000系1006・1007(T06・07)編成が高安検車区に回送されました。


1000系は抑速ブレーキを装備していないこと、また過去の組成変更に伴い、
1968年製造の車両が組成されている関係上、廃車されるものと思われます。



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現在大阪線で運用される3両はG35・G40の2編成ですが、
現状大阪線では3両編成単独での運用が無く、
常に2編成が連結、6両で運用されている状況ですので、
このどちらか1本だけが転属するということはまず考えられず、
転属するときは両方ともほぼ同じタイミングで行われるものと思われます。


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今後、G編成の転属により、抑速ブレーキを持たないT編成が
引き続き置き換えの対象となる見込みです。
*何が置き換えられるかは知りません。


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と、大阪・名古屋線ではG編成転属によるT編成の置き換えが進んでいますが、
一方で気になるのが8000系B78・79の3両2編成。

元々はE78・79として1968年に落成し、1980年に新造された中間車を
挟んだ3両編成として運用されてきましたが、2021年7月のダイヤ変更以降、
かれこれ1年以上休車が続いています。
と、いうのもこの2編成は8400系B編成のようにワンマン運転が可能な
仕様になっておらず、運用範囲がどうしても限定されるうえに、
その範囲内ですら運用が減ったために、運用上の制約が大きい両編成は
休車にするという判断を下さざるを得なかったというのが実情でしょう。



この2編成、抑速ブレーキを装備しているため、
転用改造を施しさえすれば名古屋線での運用も十分に可能です。


しかし転用するにしても、置き換えられるT編成のうち1010系については、
車体製造が中間車を除き8000系よりも新しく、
またワンマン化されているのが特徴です。

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そうでなくとも名古屋線区には2000系や2444系と言った3両ワンマンに対応した
車両が複数存在しており、8000系が入る余地がありません。

この2編成については、この先やってくる検査期限切れのタイミングで、
他路線への転属もなく廃車されると見た方が良いかもしれません。



今回はここまで。
ご覧いただきましてありがとうございました。


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