第1506回('22) 東海道新幹線の全駅制覇へ日帰り旅(後半)  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2022年夏は、5週連続で乗り鉄・降り鉄を実行しました。
最初は7月17日、この三連休は全体的に天気が悪く、計画していた長距離の乗り鉄旅行を中止して、比較的天気がマシだった三連休中日の日曜日に日帰りで東海道新幹線の未訪問駅(写真撮影していない駅)を全て巡りました。早朝の京都駅から駅巡りをスタートして少しずつ東へ進みましたが、14時頃に熱海駅を訪問して全駅制覇できたため、残りの時間は神奈川県内や東京都内の一部の駅を訪問してから最後は東京駅から新幹線で一気に帰宅しました。
加古川~東京都区内の往復乗車券を使用し、特急券はその都度買っていきましたが、全て自由席だったとはいえ、途中下車しながらですと通しで乗るより相当高くつきました…。
また、新型コロナウイルスの第7波がやって来ましたが、緊急事態宣言が出ていなかったため、いつものように感染対策をした上での乗り鉄になりました。
 
今回は後半の内容です。
前回に引き続き東海道新幹線の降り鉄をしていましたが、熱海駅への訪問をもちまして全駅制覇を達成しました! その時点でまだ14時前だったため、残り時間は神奈川県内の東海道本線の駅を訪問し、さらに東京都にある池上駅も訪問しました。最後は東京駅から東海道・山陽新幹線に乗って帰宅しました。
   
今回の日程  2022年7月17日  (日)  【後半】   
 
新富士1241(東海道新幹線・こだま716号)1249三島1324(こだま718号)1331熱海1348(東海道本線)1417国府津1438(普通)1455茅ケ崎1534(普通)1537辻堂1623(普通)1700川崎1703(京浜東北線)1707蒲田1712(東急池上線)1720池上1756(下り各停)1800蒲田1806(京浜東北線)1828東京1839(東海道新幹線・のぞみ253号)2106新大阪2129(山陽新幹線・こだま873号)2151西明石2203(JR神戸線・新快速)2214加古川                 
  
【帰宅】     
  
在来線が接続していない新富士駅からは12時41分発の東海道新幹線上り『こだま716号』東京行きに乗車しました。車両はJR東海所属のN700A・G28編成16連で、私は最後部の1号車自由席、2人掛けの窓側E席に着席しました。新富士駅乗車組でE席が埋まるほどの乗り具合でしたが、他の席は結構空いていました。道中は山頂が雲隠れしていた富士山などを眺めながら過ごし、8分の乗車で到着した三島駅で下車しました。
 
 

 
新幹線の三島駅は複数回訪問していますが、まともに撮影するのは今回が初めてです。他の『こだま』中心の停車駅とは逆で外側が通過線になっており、内側の上下副本線間に島式ホームがあります。駅前は新幹線側の北口のみを観察しましたが、在来線側の南口とは違い整然とした印象の街並みでした。
 
 

 

 
三島駅の次は熱海駅を訪問します。両駅間は近いため、在来線で移動してもよかったのですが、在来線列車は時刻のタイミングが合わなかったため、結局新幹線に乗ることに。指定席券売機で熱海駅までの特定特急券(自由席特急券)を購入しましたが、三島~熱海間を新幹線で移動する人はまずいないでしょうね…。私は再入場してホームに戻り、13時24分発の『こだま718号』東京行きに乗車しました。JR東海所属のN700系(スモールA)X34編成16連で、この列車でも最後部1号車自由席の窓側E席に座りました。やはり三島乗車組でE席が埋まったものの、それ以外は低調な乗車率でした。道中は車窓風景を眺めつつ、トンネルの割合が高い区間なのでスマホを操作しながら道中を過ごしました。そして私は次駅の熱海駅で下車しました。乗車時間は7分で、距離の割には時間を要しましたが、逆に近すぎて速度を上げれず、また熱海駅がカーブ上にあることもスピードが出せない要因でしょうか。
 
 

 
新幹線の熱海駅は2005年以来2度目の訪問ですが、こちらも撮影は今回が初めてです。地形や用地の関係で待避線なしの相対式ホーム2面2線で、『のぞみ』や『ひかり(一部を除く)』がホームに面した線路を通過するため、安全確保のため国鉄時代からホームドアが設置されていますが、更新せずに使用し続けています。また、熱海駅はJR東日本との共同使用駅ですが、やはり地形の関係で駅外に直接つながる新幹線改札がなく、一度在来線改札を通ってから中間改札を通って新幹線ホームへ向かう形になります。
 
 

 
熱海駅訪問をもちまして東海道新幹線の全駅を制覇したため、ホームを観察後は乗換改札を通って在来線ホームへと移動し、東京都区内までの乗車券を利用して時間の許す限り引き続き在来線(東海道線のJR東日本区間)の駅を訪問していきます。乗車したのは13時48分熱海始発、東海道線上り上野東京ライン直通の普通・前橋行きで、短いE233系10連でした。ホームに到達直後に発車したため中ほど6号車に乗り込みましたが、満席だったのでドア脇に陣取りました。道中は前年に土砂災害が発生した伊豆山地区などを眺めました。そして1駅目の湯河原駅停車時に、ホームへ出て最後部1号車に乗り移りました、1号車は空いていて、ロングシートに着席しましたが、ボックスシートは全区画とも最低1人は座っていました。湯河原から先も相模湾などの車窓風景を眺め続けました。その後は停車駅ごとに少しずつ乗客が増えていきましたが、満席にはなりませんでした。そして私は小田原駅を過ぎて2駅目の国府津駅で下車しました。
 
 

 
国府津駅は4月のゴールデンウィークにも訪問しましたが、その時は雨でろくに駅前散策できなかったため、今回はリベンジ訪問です。到着後すぐに改札を出て駅舎と駅前を撮影し、その後は箱根駅伝のコースにもなっている国道1号線を渡って住宅街の中を南へ進み、相模湾の海岸へ行ってみました。この場所は海水浴場ではないのか、人は少なかったですが、なかなかいい場所で、湘南の雰囲気を感じることができました。国府津駅も海に近い駅です。
 
 

 

 
海を眺めるのもほどほどにして、すぐに国府津駅へと戻りました。そして14時38分発の上り普通・上野東京ライン直通小金井行きで、E231系5連+10連でした。私は最後部車両(10連側)のロングシートに腰掛けましたが、この列車もボックスシートは埋まっていました。道中は水分補給をしつつ、反対側のドア越しに車窓風景を眺め続け、次は14時55分に到着した茅ケ崎駅で下車しました。茅ヶ崎駅は東海道線と相模線の乗換で2度ほど下車していますが、もしかしたら駅を出るのは初めてかもしれません。3面6線で橋上駅舎を有しており、東海道線の発車メロディはサザンオールスターズの曲が使用されていました。相模線ホームでは新型のE131系電車を撮影できました。また駅前は南北とも市街地ですが、湘南海岸方面の南口側は全体的に道路が狭く、雑然としていました。
 
 

 

 

 
茅ケ崎駅からは15時34分発の東海道線上り普通・上野東京ライン直通宇都宮行きで、E231系5連+E233系10連でした。私が乗り込んだ最後部1号車(E233系)は大半の席が埋まっていましたが、ロングシートに空きがあったため着席しました。道中はしばし車窓風景を眺めて過ごし、すぐに到着した次駅の辻堂駅で下車しました。辻堂駅は藤沢市に位置する東海道線のみの単独駅で、快速列車が通過するため小駅かと思いましたが、実際は東西に橋上駅舎を有しており、南口側は雑然としたビル街で車の渋滞が激しく、北口側は大型商業施設「テラスモール湘南」があり駅とモールを行き来する人通りが絶えないなど、一地方都市の代表駅より遙かに駅の乗車人員が多く、駅前も栄えていました。他の地方の人は辻堂駅で下車すると、私のように人の多さに驚いてしまうかもしれませんw また、辻堂駅といえば日本テレビアナウンサーで、「ギドゥンドゥン」で有名になった辻岡義堂さんを連想してしまうのですが、何と辻岡さんは地元の藤沢市出身だそうです(辻堂ではありませんがw)。
 
 

 

 
辻堂駅の次は藤沢駅……と行きたいところでしたが、この日は日帰りしなければならず、もう16時を過ぎていたため、駅訪問に1時間はかかりそうな藤沢駅は断念して、代わりに東京駅を目指す途中に1駅だけ寄り道をする事にしました。最初に乗車したのは16時23分発の上り普通・上野東京ライン直通宇都宮行きで、E231系5連+10連でした。乗り込んだ最後部1号車は空席が少なく、何とか空いていたロングシートに座れました。水分補給をしてから車窓風景を眺めて過ごしましたが、2駅目の大船駅でボックスシートが1区画空いたため、私はそこに移動して引き続き車窓風景を楽しみました。しばらく乗り続けて横浜市内を通過し、私は東京都に入る一歩手前の川崎駅で下車しました(17:00着)。
 
 

 
川崎駅で下車したのは京浜東北線に乗り換えるためです。跨線橋を渡って京浜東北線ホームへと移動し、すぐにやって来た17時03分発の北行各停・大宮行きに乗り継ぎました。E233系10連で、最後部車両はほぼ満席でしたが空席を見つけて座りました。道中は車窓風景を眺めつつスマホを操作して過ごし、多摩川を渡って東京都に入ると17時07分に蒲田駅に到着、東急池上線へ乗り換えるべく私は下車しました。加古川駅から使用してきた東京都区内までの往復乗車券(ゆき券)は、ここで回収されました。
 
 

 
蒲田駅では南改札口から出場して、すぐ西にある東急線の改札口を通りました。そして17時12分発の池上線上り各停・五反田行きに乗車しました。7000系3連で、私は最後部車両に乗り込みましたが既に満席で、ドア脇に陣取りました。その後も発車までにドア付近を中心に乗客が増えました。
発車後は車窓風景を眺めて過ごしましたが、1駅目の蓮沼駅を発車後に電車が止まってしまいました。記憶があいまいですが、どこかの駅で非常停止ボタンが押されたか踏切への無理な進入があったかのどちらかだったはずです。数分後に動き始めましたが、次の池上駅到着は5分ほど遅れてしまいました(17:20着)。私は池上駅で下車しました。
 
 

 
池上駅は2017年にも訪問しているのですが、当時は北東側に平屋建ての駅舎があったのみでした。その後立派な駅ビル・橋上駅舎へと改築され、別の駅のように変わったので、改めて訪問した次第です。確かに駅そのものは大きく変化していました。しかし駅前は雑然としたままで、改築以前とあまり変わりありませんでした。そして駅前散策後、私は北口前の商店街にある「松屋」で早めの夕食を済ませました。
 
 

 

 
これにて本日の降り鉄・駅訪問を終了として、あとは帰宅の途につきます。とりあえず蒲田駅へ戻るために池上駅17時56分発の各停・蒲田行き(7000系3連)に乗車。最後部車両は蒲田駅の改札口から遠いため比較的乗車率が低く、満席ではなかったため私は空席に座りました。道中は車窓風景を眺めつつスマホを操作して過ごし、今度は遅れることなく4分の乗車で終点の蒲田駅に到着しました(18:00着)。
 
 

 
蒲田駅では寄り道をせずにJR駅へと直行し、18時06分発の京浜東北線各駅停車・大宮行きに乗り継ぎました。E233系10連で、乗り込んだ最後部車両はほぼ満席でしたが疲れていたので空席へ着席。道中はスマホを操作し続けていて、何度も乗車している区間という事もあり、あまり車窓風景を眺めませんでした。多かった乗客も、京浜東北線北行と山手線外回りの乗換がスムーズになった品川駅で半数程度が下車し、一気に車内は閑散となりました。また、私は帰りの新幹線は自由席を選択していて、確実に窓側席に座るために品川駅ではなく東京駅から新幹線に乗ることにして、そのまま京浜東北線に乗り続けました。品川から先は山手線との並走区間を北上し、18時28分に東京駅に到着。私は下車しました。しばらく生で聞けなくなるJR-SHシリーズの発車メロディーを味わいながらコンコースへの階段を下りました。
 
 

 
東京駅では八重洲側から一旦改札を出て「大丸」でお土産のお菓子を買ってから東海道新幹線専用改札を通り入場、18時39分発の『のぞみ253号』新大阪行きに乗車しました。車両はこの日2度目となるN700S16連で、JR東海所属のJ9編成でした。自由席の各乗車口には結構並んでいて窓側席に座れるか不安でしたが、私の前には通路側席も利用するグループ客が多かったため、比較的あっさりと1号車自由席の窓側E席をゲットできました。発車間際には半分近くの席が埋まり、窓側E席に空きはありませんでした。
 
『のぞみ253号』は定刻に東京駅を発車しました。段々空が暗くなる中、私は車窓風景を眺めました。その間にスマホを充電していました。品川、新横浜と数人ずつ増加し、大半の席が埋まりましたが、私の隣席は空席のままでした。まぁ品川駅ではなく東京駅から乗って正解でしたが、指定席にしていればわざわざ東京駅まで行く必要がなかったのも事実ですw 新横浜から先も車窓風景を見続けましたが、小田原付近ではすっかり暗くなってしまい、車窓風景は断念しました。その後はひたすらスマホを操作して過ごしていましたが、静岡辺りで急に睡魔に襲われ、眠りに落ちてしまいました…。
そして目が覚めるともう新大阪到着直前でした。私は慌てて下車の準備をして、21時06分に到着した新大阪駅で無事下車できました…。車庫送りにならずに済みましたww  
 
 

 
新大阪駅では山陽新幹線方面専用ホームになっている20番線へと移動し、少し待ってから21時29分発の『こだま873号』広島行きに乗り継ぎました。車両は『ひかりレールスター』用のJR西日本所属700系E2編成8連で、私は自由席になっている最後部8号車に乗り込みました。2列+2列シートで、私は海側の窓側A席に座りました。発車間際には大半の窓側席と一部の通路側席が埋まりました。一番後ろにあるセミコンパートメントは締切扱いでした。
 
『こだま873号』は定刻に新大阪駅を発車しました。道中は居眠りしないようにスマホゲームをしていましたが、それでも再び睡魔に襲われ、六甲トンネル手前を走行中に眠ってしまいました…。そして目が覚めたのは列車が西明石駅ホームに差し掛かったところで、私は慌てて席を立ち、無事下車することができましたw 夜間は西へ乗り過ごしたら段々帰りづらくなるのですが、睡魔には勝てません…。
 
 

 
21時51分に到着した西明石駅では中間改札を通って在来線ホームへと移動し、22時03分発のJR神戸線下り新快速・網干行きに乗車しました。225系8連+223系4連で、私が乗り込んだ先頭1号車(225系側)は満席で、前回の飯田線乗り鉄の最後と同様、トイレ横のスペースでの立席となりました。道中はスマホを操作していましたが、さすがに立席ではなかなか眠気に襲われませんでした。そして私は22時14分に到着した加古川駅で無事に下車できました。
 
 

 
もう遅い時間帯なので、加古川駅到着後は寄り道せずにそのまま帰宅しました。翌日は三連休初日同様に雨模様だったため、今回は三連休中日だけの日帰り旅になりましたが、大半の行程が新幹線だったため、結構費用が嵩みましたw なので加古川駅の『みどりの券売機』で『青春18きっぷ』を購入し、夏シーズンは節約しながら乗り鉄する予定でしたが……。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)