祝 鉄道開業150周年 その1 | 鉄道省半田鉄道局

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1/80鉄道模型(Jゲージ)工作記事を中心に、鉄道と身の回りの出来事を書いてゆきます。
​(平成26年11月8日Yahooで開設、令和元年6月22日こちらに移転しました)

今日、10月14日は鉄道記念の日、開業150周年、おめでとうございまーーーす!! 8888888

本来なら、大鉄道模型運転会を挙行したいところですが、部屋が貨車の資料で溢れかえって線路が敷けませんので、別の形でお祝いします。

形式150、旧1号機関車です。ヴァルカン・フォウンドリ製。武豊線にも縁深い機関車です。原型はボイラが低かったのを改造しているので、開業時とは姿が全然違いますね。写真は鉄博。4歳(1961年)の時に万世橋の交通博物館で見たのが最初でした。

形式110、旧10号機関車です。ヨークシャ製。何故か評判が悪かったようですが、大正6年度名古屋鉄道局報の機関車使用成績表に、なんとこの110が入換用として載っています。配属両数は0.8か何かだったので、年間通しては居なかったみたいですが、開業時の機関車としては国鉄に最後まで残ったので、別の大人の事情があったのかも。いや、あっぱれあっぱれ。国鉄の№プレイトも付けているし、当局としてはこれを積極的に模型化すべきだっかな? 写真は青梅鉄道公園で昭和63年。JR化直後でしたが、未だ機関車の上に乗り放題でした。2016年にデジカメでも撮ったのですが、レンズ故障で形式写真がピンボケorz。桜木町に移ったので、米国型四輪客車(レプリカ)と共に撮りに行かねば。

明治5年開業時の機関車は以上です。台北にいるエボンサイド製旧7号機関車は未だ訪問できていません。

寂しいのでお仲間を。形式120、№123、ロバート・スチンブンソン製。簸上鉄道を経由し加悦鉄道の2号機となっています。これも複数回見に行っています。加悦SL広場は閉鎖されましたが、引続き保存されるようです。京阪神の初期、現存最古の機関車なので大切に保存すべきものです。本来なら、京都鉄博収蔵クラスでしょう。なお、同じく簸上鉄道に移った№121は国鉄に買収され、昭和9年10月の機関車配置表には「木次(分庫) 一休」とあり、南総鉄道に再払い下げまでの再登録で、ちょっと感動。

これは京浜間の増備機関車で、形式160、№165で旧23号。シャープ・ステュアウト製。開業時ではなく増備機になります。明治村での平成8年頃の撮影なので、デジカメでまた撮りにいきたいですね。模型は、これを作る予定です。2-5号機は調子も良く、開業式には5,2が続行運転で用いられ、調子が良かったようです。

さて、上記は明治45年7月31日の機関車両数表です。明治5年開業時の機関車の内、110形のみ1両残って、150形、160形、190形(ドゥブス製)が払い下げられ、いなくなりました。エボンサイド製は国有化前に台湾に渡り(1両海没)、すでにいなかったのです。

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