福岡~釜山航路向けに建造されたJR九州の
「クイーンビートル」
のご案内、第2回目です。
今回は広々として多種多様なシートがある内装をご紹介します💁♂️
⇒QUEEN BEATLE(クイーンビートル)①はこちらから
クイーンビートルの内観
どちらがいい?2つのクラスのシート
博多港国際ターミナルから5分ほど歩いて乗り場へ向かいます。
基本的にバリアフリーなのでスロープを使って乗船です。
クイーンビートルは、「ビジネスクラス」と「スタンダードクラス」の2種類があります。
国内遊覧や国内2点間就航の場合は数千円プラスになるようですが、実際の国際航路ではスタンダードクラスの料金に5000円プラスでビジネスクラスにできるようです。
さて、それでは船内設備をご紹介します☺️
自転車で韓国へ?
乗船して目に入ったのが、駐輪スペース。
えっ?自転車持ち込みで韓国へ行けるの?
公式には記載がないので詳細は不明ですが、
自転車だと気軽さが増すかも?🤣
ちなみに国内運航中は自転車は持ち込めませんのでご注意を😅
大きな荷物も安心
スーツケースなどが置けるスペースがあります。
ロッカールームみたいで枠組が組子みたいですが形だけでした💦
貴重品も安心
各フロアーには貴重品用のボックスがありました。
夜行フェリーならまだしも、数時間も航行で必要なのかな?
ちなみに暗号式で無料で利用できました。
スタンダートクラスは
広々でファミリーにも最適
スタンダードと思えない座席
スタンダードクラスは1階になり、乗船してすぐの場所になります。
アルミサッシなドアが入口。
入ると、色とりどりの椅子が並んでいます。
座席はグリーン車のようなシートでUSBも各座席についています。
枕部の色がグレーで統一されています。
カーペットもおなじみの唐草模様です。
ラウンジシート
後方にはテーブルを囲んだシートで共用になる「ラウンジシート」
キオスク前にあるので、お食事をここで食べたりお話したりするのに使えそうです。
ボックスシート
スタンダードクラスのシートは1列や2列、3列など様々なバリエーションがあります。
4人だとボックスシートがこれ。
一同に前方に向いているシートに比べ、ちょっと贅沢な感じがしないこともないですね
座席前方は見えないけども・・・
スタンダードクラスは前面展望ができません🥲
その代わり(ではないでしょうけども)に前方にキッズルームがあります。
入口が低くて、大人はしゃがまないと入れません。
カメラを突っ込んで入れた写真がこれ。見えにくくてスミマセン。
↓
滑り台が見えました🛝
ビジネスクラスは
眺望もシートもGood!
ハイクラスの眺望を楽しむ
クイーンビートルのハイクラスであるビジネスクラスは2階になります。
スタンダードクラスと同じようなアルミサッシな入口。
違うのはガラスがすりガラスで中が見えないのと、セキュリティー管理されており、チケット記載のQRコードを入口の機械に当てないと入れないところです。
中に入ると雰囲気はスタンダードクラスと全く違った高級感あふれた感じになります。
スタンダードクラスが明るい感じに比べ、こちらはシックな感じでしょうか?
2種類のシート
ビジネスクラスは2種類のシートがあります。
まずは、「ビジネスクラス タイプA」。
ブース型になっていて、飛行機のハイクラスシートのようなゆりかごタイプの座席です。
後ろを気にしなくてよく、160度リクライニング可能です。
もうひとつは、「ビジネスクラス タイプB」。
こちらも160度リクライニングでき、フットレストもあります。
ちなみに、ビジネスクラスはUSBとコンセントも各座席に完備されていますので、仕事も睡眠もバッチリできそうです。
皆さんはどの座席がいいですか?
前面展望もOK!
ビジネスクラスは前方に展望スペースが。
半円形になっているので、見たい場所が横でも前でも選ぶことができます。
ちなみに展望スペースからの眺望はこんな感じです。
↓
ビジネスクラスはフリードリンク!
ビジネスクラスでのソフトドリンクは無料。
紙コップ型の自販機で提供されます。
コーヒー、ココア、紅茶、抹茶にレモネードがありました。
さすがにコーンスープとかラテ系は無かったです。
国際運航になったときは、ソフトドリンクにビール2本やお菓子も無料になるそうです。すごい✨
キオスクで
お腹も満腹
スタンダードクラス、ビジネスクラスともに「cafe & Bar」があります。
一応、「キオスク」というみたいで、国際航路なのにキオスクなのか疑問になりましたが・・・キオスクです✨
スタンダードクラスのキオスク
白を基調とした感じのカウンターで、「cafe & BAR」となっていますが、キオスク。
船内のインフォメーションも兼ねているようです。
ビジネスクラスのキオスク
「QUEEN'S Lounge」という名前ですが、こちらもキオスク。
スタンダードクラスに比べてウイスキーなどが飾っていて、バー色が濃い感じになります。
ちょっとしたお菓子も販売していました。
メニュー
スタンダードクラス、ビジネスクラスと同じメニューになります。
大分の「方寸」というお店が監修したメニューがあります。
「方寸」といえば、ななつ星初期の食事を提供されていたり、東急のロイヤルエクスプレスの食事を監修されていたりと大分では有名なお店です。
⇒ロイヤルエクスプレスカフェで方寸のチーズケーキを食べた記事はこちらから
キオスクで購入した商品
生ビールとヤンニョムチキンのセット
(セットだと少し安くなりました)
クリーミーボロネーゼ
(レンチン系かな?ちょっとパスタが・・・)
免税店で
お土産を購入できる
オリジナルグッズも販売
いわゆる売店なのですが、国際航路前提ですので「免税店(DUTY FREE SHOP」です。
免税店といえば高級化粧品とかブランド品が・・というイメージですが、さすがに国内航行では売れないでしょうから置いてあるのは、九州の産品とクイーンビートルのオリジナルグッズでした。
「COSMETIC」(化粧品)と書いてある棚にお菓子があったりと違和感満載でしたが、仕方がないことですね😅
奥には「酒蔵」と書いてあるアルコール販売のスペースがありましたが、韓国のお菓子やアルコールがちょっとだけおいてありました✨
今回の購入品
色々買ったのですが、
クイーンビートルのコースターを👍
最近、水戸岡デザイン系でラバーコースターが良く発売されていますね☺️
最上階デッキ
ビジネスクラスしか前面展望ができない・・・とお思いですが3階にデッキがあり、こちらは誰でも利用できます👌
高速船ビートルがシートベルト着用必須だったのに対し、クイーンビートルはシートベルトも不要で船内を自由に歩き回れます👌
航行中は船外に出れないようですが、
3階には展望シート(室内)もあるので船内に飽きたら行ってみるといいですよ✨
2023年には
国際航路に復活?
国内の運航は2022年10月で一旦終了。
来年から日韓航路が復活する予定になると報道されました。
11月28日~12月16日は定期検査でドック入りだそうで、国内で乗れるのはあと少しになりましたのでぜひ今のうちにいかがでしょうか?
次回は
沖ノ島遊覧ツアー乗船記
今回はクイーンビートルで沖ノ島の近くまで行き、宗像大社を海上から参拝する「世界遺産 沖ノ島遊覧コース」に行ってきました。
クイーンビートルの国内遊覧で最も長い時間の3時間30分の乗船。
そして揺れまくり酔いまくりと言われたコースでビビりながら乗った私ですがどうだったのでしょうか?
⇒参加した沖ノ島遊覧の体験記はこちらから
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