9月24日(土曜日)、私「三好 鉄道」は新大阪駅から名古屋駅を経由して長野駅へ行き、長野駅から長野電鉄の特急「ゆけむり(元小田急ロマンスカーHiSE)」に乗って終点の湯田中駅に着いた後は駅近くの日帰り温泉施設で入浴し、湯田中駅から特急「スノーモンキー(元JR東日本・初代成田エクスプレス)」に乗って長野駅へ戻り、立ち食いそば屋で「天たまそば」を食したところまでを昨日のブログに書きました。
今日はJR長野駅のホームから旅の話を再開します。
18時30分、JR長野駅の2番線ホームへ移動した私は、次行く場所を「特急しなの」に乗って長野駅を目指している最中に、車窓の風景が美しかった
「姨捨(おばすて)駅」
と決め、18時48分に発車する「姨捨行き臨時快速ナイトビュー姨捨」に乗りました。
この時私が乗車した列車はJR東日本の「HB-E300系」という、2010年(平成22年)にデビューした次世代型ハイブリッド気動車で、土休日は臨時快速「リゾートビューふるさと」として、長野駅から松本駅を経由して大糸線の南小谷駅の間を1往復走っていますが、夏期シーズンには臨時快速「ナイトビュー姨捨」として、長野駅と姨捨駅の間を1往復走っています。
「HB-E300系」の側面には長野県PRキャラクターの「アルクマ」のラッピングが施されており、LEDの方向幕には「快速・ナイトビュー姨捨」の文字に加えて三日月と星が表示されていました。
「HB-E300系」の車内です。
木製の床に広々としたシートと窓、そして天井のモニタが印象的でした。
18時48分、定刻どおり長野駅を発車した臨時快速「ナイトビュー姨捨」は途中、篠ノ井駅に停車し、44分後の19時22分に終点の姨捨駅に着きましたが、列車を降りると目の前には
「善光寺平の夜景」
がよく見えまして、私自身、
「長野にはこんな素晴らしい夜景があるんやなぁ~」
と、もの凄く感動しました。
あと、姨捨駅には「ナイトビュー姨捨」の他に、しなの鉄道の観光列車である
「ろくもん」
が停まっていました。
この「ろくもん」はしなの鉄道の利用促進と沿線地域の活性化を図るために、国鉄時代から走っている115系電車をJR九州の「ななつ星 in 九州」などを手掛けた水戸岡鋭治氏のデザインによって観光列車に改造され、2014年(平成26年)7月にデビューしましたが、愛称の「ろくもん」はしなの鉄道沿線である上田市を拠点としていた戦国武将、真田氏の旗印である「六文銭(ろくもんせん)」から名付けられたそうです。
因みにこの日は
「姨捨ナイトクルーズ」
として、軽井沢駅から姨捨駅へやって来たそうですが、姨捨駅の夜景を見ながら豪華な食事と信州ワインをいただき、そしてヴァイオリンの生演奏を聴くという、贅沢な気分を味わえるのもいいですね。
(つづく)