本日は、えちごトキめき鉄道の朝から朝まで455に乗車します。
今回、運転される朝から朝まで455は、通常設定されている朝から夕まで455(直江津駅8時43分発→直江津駅17時08分着までの6列車)に臨時のバル急行or納涼急行(直江津駅17時45分発→直江津駅19時15分着の2列車)と臨時の夜行急行(直江津駅22時00分発→直江津駅翌4時45分着の4列車)の計12列車(所要時間20時間2分)がセットされています。更に、夜行崩れとなる翌朝の妙高はねうまラインの始発列車2列車(直江津駅6時00分発→直江津6時52分着)に乗車すると、乗車時間が22時間09分に延長されます。
朝から朝まで455コースの発売額は、1ボックス1人占有のみで26,800円、1号車の8ボックスが割り当てられています。このコースの予約はインターネットによる事前予約と事前決済のみで、当日の購入や自由席から指定席への変更、座席の変更はできないものになっています。
受付時の配布物
旅のしおりと旅行案内書、翌日分のホリデーツアーパス、釜ぶたの湯入湯券がセットされています。
本日の指定席は、1号車7番A-D席、指定席券は、朝の快速1往復が「赤倉」号、急行1号~4号は「ひめかわ」号、納涼急行と夜行急行は列車名補充式で手書きとなっています。
添付されている翌日のホリデーツアーパスは、乗車券印刷発行機で発行したもので筒石駅の改札スタンパーで改札済み(払い戻し不可)になっています。
本日使用するホリデーツアーパス
今日は、予め購入しておいた鉄道開業150周年記念ホリデーツアーパスの2枚目(モハ412-6号車)に日付を入れてもらいホームへ向かいます。
6番線に入線する観光急行編成(W01編成)
えちごトキめき鉄道・直江津運転センターに所属しているW01編成
直江津方から、クモハ413-6号車+モハ412-6号車+クハ455-701号車の3両編成になっています。
直江津駅に停車中の妙高高原ゆき快速「妙高」号(第8530M列車)
本日は、赤倉号のヘッドマークが装着されています。
【赤倉号の歴史】
1959年12月24日ダイヤ改正
上野~直江津間の臨時急行列車として運転を開始
1962年12月24日ダイヤ改正
名古屋~新潟間の急行に格上げして定期列車化
1982年11月15日ダイヤ改正
165系に置き換えて電車化
1985年3月14日のダイヤ改正
臨時に格下げ
1988年3月13日のダイヤ改正
新潟~長野・小諸・松本間の急行列車として復活
1997年10月1日のダイヤ改正
特急みのり号への格上げにより消滅
この列車は新設当初はキハ58系での運転でしたが1982年以降は165系電車での運転に変りました。
W01編成は、両端の先頭部に幌枠が取り付けられています。クモハ413-6号車の幌枠は、急行運転開始前に取り付けられたようです。
指定された席で車窓を楽しみます。
【快速8530M妙高高原ゆき】
直江津駅 8時43分発
春日山駅 8時48分着- 8時48分発
高田駅 8時51分着- 8時52分発
南高田喜 8時55分着- 8時55分発
上越妙高駅 8時59分着- 9時00分発
新井駅 9時07分着- 9時10分発[ 3分停車]
二本木駅 9時19分着- 9時19分発
関山駅 9時27分着- 9時28分発
妙高高原駅 9時37分着
・第8530M列車では、朝から朝まで455参加者に限り朝食(おにぎり&お茶)が提供されます。
妙高高原ゆき快速「赤倉」号の車内で配布される朝食
朝の快速では、添乗員の方(1人又は2人)が上越妙高駅まで乗務して朝食となる「おにぎり・お茶」を配布します。この「おにぎり」は高田駅から徒歩約5分のところにある「米やのコシヒカリ弁当」さんで調製されたもので、米屋さんが作ったおにぎりという事もあり、真っ当なおいしさがあります。
こちらのお店は、朝7時30分から営業しています。「おにぎり2個では足りないよ」という方はお弁当を買ってから快速列車に乗る事も可能ですので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
ちなみに、「米やのコシヒカリ弁当」さんの唐揚げおススメです。
新井駅に到着する直江津ゆき普通列車
トキ鉄では、朝のラッシュ時にはE127系を使用した6両編成が運転されています。3編成全てが、広告ラッピング車が充てられると多彩な光景を見る事ができます。
妙高高原ゆき快速「妙高」号の車窓
列車は、直江津駅を発車して上越市役所がある春日山駅、高田公園がある高田駅、日本最古級の飴屋がある南高田駅、北陸新幹線と連絡する上越妙高駅、あらいまつりが有名な新井駅、木製のスノーシェットとスイッチバックがある二本木駅、関山神社がある関山駅と停車して、妙高高原温泉郷がある妙高高原駅へ向かいます。
妙高高原駅に停車中の折り返し直江津ゆき快速「妙高」号(第8347M列車)
快速列車は、妙高高原駅1番線に入り7分停車します。対向ホームに渡ると編成全体を撮る事ができます。
モハ412-6号車のパンタ周り
当駅では、跨線橋からモハ412のパンタ周りを見る事ができます。2022年9月に、マイクロエースから発売される予定の「トキ鉄413系・455系観光急行」を購入して屋根を弄りたい方は、ここから眺めておくと参考になります。
当駅では、引き続き、直江津ゆき快速を利用する方は指定席・自由席共に車内へ留まる事ができます。
停車時間は7分と意外に短いです。トキ鉄では、発車ベル等の使用はなく乗務員の笛ひと吹きで扉が閉まるので、夢中になって置いて行かれないよう気を付けましょう。
次は直江津駅へ
【快速8347M直江津ゆき】
妙高高原駅 9時44分発
関山駅 9時53分着- 9時53分発
二本木駅 10時01分着-10時01分発
新井駅 10時09分着-10時10分発
上越妙高駅 10時17分着-10時19分発[ 2分停車]
南高田駅 10時22分着-10時22分発
高田駅 10時24分着-10時26分発
春日山駅 10時30分着-10時30分発
直江津駅 10時35分着
直江津に到着した直江津ゆき快速「妙高」号(第8347M列車)
快速列車は、直江津駅1番線に着きます。構外へ回るとちょうどヘッドマークを変えるところでした。急行1号の折り返し整備中にヘッドマークチェンジを行う事があります。
当駅では、一旦ドアを閉めて車内整備を行います。引き続き、急行1号に乗車する方は荷物を持ってホームで待つ事になります(1号車指定席利用客は、車内整備中も車内に滞在する事ができますが、ドアが開くまで乗降できません)
車内整備中に、改札を出て駐輪場へ回ると編成全体を撮る事ができます。こちらに回った際は、駅前のホテル・ハイマートに立ち寄ると、各種駅弁を購入する事ができます。早い時間ですと、比較的早めに売り切れてしまう釜ぶた弁当も入手可能です。
ちなみに、急行1号~急行4号では添乗員による車内販売がありますが、飲食物は菓子類やソフトドリンク、ビール等のアルコール類があるだけで駅弁の販売はありません。昼食類は、乗車前にハイマートの駅弁又は直江津駅構内のコンビニ弁当を購入しておかないと能生駅で販売される笹寿司(数量限定)又は、糸魚川のコンビニ弁当までおあずけになります。
直江津駅に停車中の泊ゆきワンマン普通列車
えちごトキめき鉄道・直江津運転センター所属のET122-8号車(新製2015年・新潟トランシス)です。車体には、えちごトキめき鉄道が走る2路線の沿線3市の市花であるシラネアオイ、ツバキ、ササユリがデザインされています。
直江津駅に停車中の急行「ひめかわ」1号(第8002M列車)
当駅では、車内整備終了後の11時10分頃にドア扱いを行います。
列車番号表示器は、クハ455-701号車のみ装備しています。
【ひめかわ号の歴史】
1963年10月1日ダイヤ改正
糸魚川~新潟間(信越本線回り)の準急「ひめかわ」号として運転を開始
1966年3月5日ダイヤ改正
準急「ひめかわ」号を急行に格上げ
1966年10月1日ダイヤ改正
急行「ひめかわ」号の青梅始発上りを設定(青梅~直江津間は普通列車)
1968年10月1日ダイヤ改正
急行「ひめかわ」を越後線周りに変更して急行「かくだ」号を統合
1969年10月1日ダイヤ改正
急行「ひめかわ」号の運転区間を青梅~新潟間に短縮
1982年11月15日ダイヤ改正
急行「ひめかわ」号を廃止。
この列車については新設から廃止まで気動車として運行されていたものとなります。
停車時間中は、方向幕が変更される事があります。
停車中に変更されるかどうかは、当日の車掌さん次第です。413系・455系の方向幕には「市振」が用意されていませんので、急行1号は白幕表示となります。
この後は、急行1号として市振まで運転されます。ヘッドマークが付いていますが、車内放送では単に「急行1号」と案内されます。せっかくでしたら愛称名入りの車内放送があると旅情があって面白いかな。
【急行8002M市振ゆき】
直江津駅 11時26分発
能生駅 11時51分着-12時06分発[15分停車]
糸魚川駅 12時20分着-12時34分発[14分停車]
市振駅 12時52分着
・急行1号(第8002M列車)では、朝から朝まで455参加者及び、急行1号~2号釜めしコース参加者に限り、急行1号の能生駅停車中に「蟹いっぱい釜めし+蟹汁」、糸魚川駅停車中に、食後のデザートとポリ茶瓶が提供されます。
ホテル・ハイマートの駅弁売り場で購入した昼食
昼食まで少し時間があるので「あとひくいなり寿司」で空腹満たしておきます。この、いなり寿司は1976年頃までホテル・ハイマートの前身である山崎屋旅館が、製造販売していたものです。2011年8月に信越本線の関山駅~直江津間の開業125周年を記念して、ホテル・ハイマートが復活させたものです。
味付き油揚げの中に、ニンジンやタケノコ、山クラゲ等の具材を混ぜ合わせた酢飯が詰められており、酸っぱさと甘さが絶妙な感じで美味しいです。こちらも人気駅弁となっていますので、急行1号乗車前に購入する事をお勧めします。
急行1号の車窓
急行1号は、新潟県の鉄道発祥の地である直江津駅を11時26分に発車して能生騒動があった能生駅、糸魚川ジオステージョン・ジオバルがある糸魚川駅に停車して、終点の市振駅には12時52分に着きます。
能生駅に運転停車中の急行「ひめかわ」1号(第8002M列車)
能生駅では、約15分ほど運転停車します。能生騒動があった時はドアが開きませんでしたが、急行の能生駅停車中は運転停車でもドアが開きます。停車中は、ホームに降りる事はできますが、改札口から出る事はできません(停車中は対向ホームへ行くことも可能です)
当駅では、1号車の指定席利用車サービスの昼食が、積み込まれる他、ホーム上で民宿天上の笹寿司が販売される事があります(笹寿司は季節商品のため発売しない日がありますのでご注意下さい)
能生駅停車中に配膳される「蟹いっぱいの釜めし&蟹汁」
本日の朝から朝まで455及び、急行1号~2号釜めしコース参加者に限り能生駅停車中に「蟹いっぱい釜めし+蟹汁」が提供されます。釜めしの掛け紙には455系と往年に走っていた急行のヘッドマークがデザインされています。
この「蟹いっぱい釜めし+蟹汁」は、能生駅近くにあるお料理店「汐路」さんが調製しているもので、列車到着に合わせて出来立てのものが駅に運び込まれています。
停車すると、すぐに車内へ持ち込まれて添乗員さんが配膳を始めてくれます。釜めし、蟹汁共に出汁がきいていて具材もたっぷりです。トキ鉄急行の指定席には、2日続けて乗る事もありますが、毎回美味しく頂いております。
12時06分になると、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まりますので、発車時刻の1分前には糸魚川方面のホームに戻った方が無難が無難です。
糸魚川駅に停車中の急行「ひめか、わ」1号(第8002M列車)
糸魚川駅では、約14分ほど停車します。通常の停車ですので、ホリデーツアーパスなどのフリーきっぷを持っていれば、改札の外に出る事ができます(市振ゆきの片道乗車券及び急行券を所持している方は、途中下車すると前途が無効になりますので、ご注意ください)。
当駅では、駅弁などの販売はありませんが改札脇にセブンイレブンが営業しています。また、駅の窓口では、硬券の急行券等も発売されています。
糸魚川駅発車後に配布されるお茶&ポリ茶瓶
本日の朝から朝まで455及び、急行1号~2号釜めしコース参加者に限り糸魚川駅停車中にお茶とポリ茶瓶が配布されます。お湯が入ったポットは1号車前方に用意されているので、自身でお湯を注ぐことになります。
続けて朝から朝まで455及び、急行1号~2号釜めしコース参加者に限り高田駅近くにある「あん味堂」さんが、調製した貯古齢糖 羊羹「あんしょこら」も配られます。これは、高田駅の近くの「いろり庵」内にある「あん味堂」で販売されているものです。
庵ショコラには、ミルク、ホワイト、ビター、抹茶、越後姫の5種類があり急行1号車内ではビターが提供されます。ビターはアーモンドとオレンジ、ビールが入っており、ビターの苦みとオレンジのの甘みが爽やかな味わいになっています。こちらも機会があったら店舗へ行って、ビター以外も食べてみたいなぁと思っています。
12時34分、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まり、終点市振駅へ向かいます。
市振駅に到着した折り返し直江津ゆき急行「ひめかわ」2号(第8003M列車)
当駅では、折り返しのため22分停車、折り返し整備はなく自由席利用者も荷物を置いたまま、駅構内を散策や撮影ができます。
市振駅に停車中の直江津ゆきワンマン普通列車
えちごトキめき鉄道・直江津運転センター所属のET127-7号車(新製2015年・新潟トランシス)です。
この車両は、イベント対応車で「NIHONKAI STREAM」の愛唱が付けられています。
市振駅で行われている歓迎イベント
地元の方が、運転日に来駅記念の石を配布しています。これは市振の海岸で採取する事ができる石(貰う時に石の名前を聞いたのですが忘れてしまいました。次、市振に行った時に改めて聞いてみます)で、日本海の荒波によって石同士が当たって表面が綺麗に磨かれています。
通常は日付が入りますが、当日はペンが不調で日付なしで頂戴しました。
市振駅に停車中の直江津ゆき急行「ひめかわ」2号(第8003M列車)
JR東日本の交直流電車では、交直セクション通過前の始発駅及び、増結時には手動でABBが切れる事を確認する「全切試験」を行いますが、北陸地区では行わないようです。JR東日本・水戸支社では最新のEシリーズ形式になった今でも、必ず実施する試験で、品川や上野、いわき駅、仙台駅などで折り返したり、増結した後に実施されています(折り返し運転駅で何の前触れもなく車内灯が消える現象がこれです)
11時26分、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まります。市振駅では、発車時刻の少し前から構内踏切が閉まり渡る事ができなくなりますで、発車時刻の前にはホームに戻りましょう。市振駅を発車すると糸魚川、直江津に停車します。途中、能生駅とホームから日本海を見渡せる有間川駅でも運転停車を行います。
【急行8003M市振ゆき】
市振駅 13時14分発
糸魚川駅 13時32分着-13時42分発[10分停車]
能生駅 13時52分着-13時58分発[ 6分停車]
有間川駅 14時11分着-14時21分発[10分停車]
直江津駅 14時31分発
糸魚川駅に停車中の直江津ゆき急行「ひめかわ」2号(第8003M列車)
糸魚川駅では、約10分停車します。
当駅では、トキ鉄のレストラン列車「雪月花」と並びます。
糸魚川駅では、先に雪月花が発車した後に急行2号が発車します。
雪月花が発車した後は、対向ホームから観光急行の編成全体を撮影する事ができますが、時間の関係で割愛しています。
写真はありませんが、能生駅で6分運転停車します。当駅では、停車時間が少ない事と対向ホームへ回ってもホーム前後がフェンスで仕切られている関係で編成全体の撮影が無理なのでこちらも割愛しています。
有間川駅に運転停車中の直江津ゆき急行「ひめかわ」2号(第8003M列車)
次は有間川駅では、10分運転停車します。運転停車ですが停車時間は構内で過ごす事ができます。
急行停車中は、直江津方にある構内踏切が閉まったままになりますが、市振方にある階段を下りてガードをくぐると対向ホームに出る事ができます。
10分停車は、長いようで意外に短いので、対向ホームへ回る時は発車時刻に注意しましょう。
少し走る事になりますが、駅舎も撮る事ができます。
有間川駅は開業当初に建てられた駅が使われています。
現在は、無人駅となっており、改札口は撤去されています。
改札口跡から日本海を見る事ができます。
停車中の車内やホームから日本海が一望できます。
有間川駅に運転停車中の直江津ゆき急行「ひめかわ」2号(第8003M列車)
夏季は、観光急行2号の停車駅として設定されていますが、冬季以降は名立駅に戻る可能性もあると思います。
14時21分、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まり終着の直江津を目指します。
直江津駅に停車中の糸魚川ゆき急行「ひめかわ」3号(第8004M列車)
当駅では、折り返し整備のため32分停車します。引き続き、急行3号を利用する自由席客は荷物を持って一旦降車、ホームで並んで待つ事になります。
本日の、朝から朝まで455参加者のみに限られますが、整備中も車内に留まる事ができます。ただし、整備が終わってドアが開くまで乗降する事ができません。
停車時間を使って北側の駐輪場から編成全体を撮る事も出来ますが、ヘッドマークが変わっていないので割愛します。
15時03分、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まり、糸魚川駅へ向かいます。
【急行8004M糸魚川ゆき】
直江津駅 15時03分発
能生駅 15時23分着-15時41分発[18分停車]
糸魚川駅 15時51分着
特製スイーツボックス
本日の朝から朝まで455参加者及び急行3号~4号スイーツコース参加者に限りスイーツボックスとコーヒーが配られます。
この特製スイーツボックスは、北陸自動車道の上越インター近くにあるPatisserie Riz-Rizさんが調製したもので、季節によって変わるスイーツ5個とヘッドマークをデザインしたクッキーが添えられています。コービーは、お替り自由で2杯目からセルフサービスとなります。
能生駅に停車中の糸魚川ゆき急行「ひめかわ」3号(第8004M列車)
能生駅では、18分ほど運転停車をします。運転停車ですので、急行1号~2号と同様に改札口から外へは出られません。
急行の車内では、1列車につき1回又は往復につき1回の割合で455神社がお賽銭箱と共に車内にお邪魔しています。こちらのお賽銭は2022年度末に予定されているW01編成の全般検査費用に一部に充てられる事になっていますので、近くを通った際には、ご協力をお願いいたします。
ちなみに、お賽銭を奉納すると車内の中吊り広告を縮小印刷したカードを1枚頂く事ができます。このカードは10種類程度の図柄があり、列車ごとに違った図柄のものを頂く事ができます。
最近、このお賽銭に関して色々な意見があるようですが、観光急行に乗る際には安くない急行料金や3000円のホリデーツアーパス、高額な指定席料金などを購入して乗っている訳ですから、必ず奉納しなければならないという事もないと思います。
自分の場合は455系を残したいので、賽銭箱が来た時は100円玉1枚と5円玉2枚計110円を入れる事にしています(鳥塚社長さんが来た時は、見栄を張って千円札を入れていますw)
だからと言って奉納しない人がいても、何とも思っていないので気にする事はないと思います。
能生駅に停車中の糸魚川ゆき急行「ひめかわ」3号(第8004M列車)
15時41分、車掌さんの笛ひと吹きでドアが閉まり、糸魚川駅へ向かいます。
姫川橋梁
本日の、列車名「ひめかわ」の由来になっている河川です。長野県の北安曇郡から糸魚川市を経て、日本海へ注ぐ1級水流の河川となっています。穏やかな名前の河川ですが、糸魚川と静岡を貫く大断層線(糸魚川静岡断層帯)に沿って流れる河川で、豪雨時には土砂災害が多発する暴れ川としても知られています。
急行3号は、糸魚川駅3番線に入線します。到着後は朝から朝まで455及び、急行3号~4号スイーツコース参加者に限り車内に留まる事ができますが、自由席利用で引き続き急行4号に乗車する方は、荷物を持って降車する事になります。
入換は、16時過ぎ頃に開始、一旦山手引上線へ入ったのちに直江津からのワンマン普通列車1644Dに道を譲ってから、1番線に入ってきます。
糸魚川駅に停車中の直江津ゆき急行「ひめかわ」4号(第8005M列車)
急行4号は、16時17分頃に入線、すぐにドア扱いを行います。
W01編成の冷房については、トキ鉄移籍時には既に1号車と3号車の分散型冷房装置の効きが悪くなっており、弱冷房車になっている2号車の集中型冷房装置の方がガンガンに冷えるという状況になっています。
自分は暑がりなので、全般検査時に、直ったらいいなぁと思っています(クハ455は側窓が完全に固定されているので意外に暑くなります)
糸魚川駅構内
急行4号は、糸魚川駅を16時40分に発車、本来の急行列車と同じく最高速度110km/hで走行して直江津を目指します。
【急行8005M直江津ゆき】
糸魚川駅 16時40分発
直江津駅 17時08分着
直江津駅に到着した急行「ひめかわ」4号(第8005M列車)
通常の8530M~8005Mまでの運用は、むここまでですが、次は納涼急行が設定されていますので、1番線で折り返しの準備が行われます。
【その2へ】