２回に分けて西武鉄道の全線乗車にチャレンジしてきましたが、やはりというか当然というべきか、独立路線の「多摩川線」が残ってしまいました。
ということで、今回は「多摩川線」の乗車にチャレンジしてきました。
青梅駅から乗った中央快速を武蔵境駅で降り、西武多摩川線のホームへと向かっていると、ちょうど列車がホームに入ってくるところで、さて、何色の１０１系かな？と思っていたところ「イエロー」の編成が入ってきましたので、この列車に乗って是政駅に向かうことにしました（この編成、帰ってきてから見たところ「ツートンカラー（イエロー✕ベージュ）編成だったことに気がつきました。」。
さて、これから乗車する西武鉄道の多摩川線は、東京都武蔵野市の武蔵境駅と府中市の是政駅を結ぶ、全長８．０ｋｍの鉄道路線です。西武鉄道の他路線と乗り換えができない完全な孤立路線で、ＪＲ中央線との接続駅である武蔵境駅から南西に延びています。
孤立路線のため、西武鉄道の他路線で発売されている企画乗車券の発売を行っておらず、多摩川線は西武鉄道発行の企画乗車券の適用外となっているようです。
この多摩川線で使用される車輛は、同車の小手指車両基地に所属しており、ワンマン運転に対応した仕様に改造されています。なお、多摩川線で使用される車輛は狭山線でも使用されているため、双方の車両の交換は年４回行われていますが、前述のとおり多摩川線は他の西武線と繋がっていないことから車両の交換は、ＪＲ線を経由する「甲種輸送」という形で実施されているようです。
簡単な検査や車体清掃などは多摩川線の白糸台駅に併設されている白糸台車両基地で行われますが、大規模な検査や修繕については、本線側に常駐している間に行われているようです。
武蔵境駅を発車した列車は、それまで乗車してきたＪＲ線とは逆方向（立川方面）に進み、しばらくすると地上部へと降りて住宅街の中を走っていきます。
１つ目の停車駅となる新小金井駅では多くの乗客を降ろし、列車と交換を行った後、発車していきます。
その後も意外と速い速度（８０ｋｍ／ｈ）で住宅街をを進んで行きます。京王線との乗換駅でもある白糸台駅でも列車交換を行い、その後、競艇場前に停車した後、終着の是政駅に到着し、これで、難題であった西武・多摩川線の乗車が終了しました。
なんとなく沿線を見ていたところ「良さそうな撮影ポイント」がいくつかありました。なかなかここまで来て撮影を難しいかと思いますが、東京暮らしが長引いたら１０１系の撮影に来たいですねぇ…。
さて、これで西武鉄道の乗車も「池袋線」と「西武秩父線」を残すのみ…となったのですが、実は、この「池袋線」と「西武秩父線」については過去に乗車済みの区間ですので、これで全線乗車が完了したことにはなります。
ただ、私、まだ「ラビュー」に乗車したことがありませんので、一度、ラビューに乗って「池袋線」と「西武秩父線」の乗車に…と考えています。
※乗車日は１０月 １日（土）です。
【令和 ４年１０月 ４日（火）】
◎ 過去の西武鉄道の乗車記はこちらから！
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