こんにちは。
どこ野鉄夫43歳、ただいま自動車免許の合宿に来ております。
四十代を迎えてからのマニュアル車運転、短期間とはいえ何十年ぶりとなる学校通い。
ヒーハー言いながらまずは仮免の取得を目指しています。
最初の1週間はいろいろ全く余裕がなかったんですが、「運転も余裕を持たなきゃ。持てるのにがんばりすぎ」という教官の言葉が胸に響いたので、ここでひとつ運転から離れたコチラをやっていきましょう。ずーっと「上手くやらなきゃ、失敗しないようにしなきゃ」では力が入ったり視野が狭くなって良いパフォーマンスはできませんからね。分かってるんだけど難しい。
まずはおなじみ中山さんからの1枚。
京王の匂いがする。
写真奥を拡大。
奥に止めてあるバスのロゴ、何より写真中央の箱に書かれた文字。
永、、、と。
秒で処理。
京王はお話になりませんね。
さあすっかり失っていたドヤ気分を思い出したところで(そういう意味では中山さんありがとうございます!!)、続いてアシケンさんからの1枚。
と一瞬思いましたが、上の高架橋が鉄道なんでしょう。そう信じましょう。
それにしても、よくよく注視しても架線などは見えないし、線路それぞれに高架橋が分かれているのも珍しい。
まずは写真の露出を強化。
新交通システムか?
そして高架橋が2つに分かれて微妙に違う方向に行っている……
普通なら、2本並んで同じ曲線を描くと思うんだけど、、、
これは車庫に行く線路が分かれている地点ではないか?
そんな予想を持ちつつ、まずは日暮里舎人ライナーから捜索開始。
この駅前のカーブはどうだろう?
↓
次はゆりかもめ。
こちらもカーブでは構造物が繋がっている。
車庫は?
うーっ!!!
かなり良い感じに分かれているけど違うか!
次は大宮から出ているニューシャトル。
こちらは全線にわたって東北・上越新幹線の高架に沿う形であり、肝心の車庫もご覧のような地点であるため撤退。
じゃあ次は横浜のシーサイドラインだ!引き出しだけは多いんだからな!
車庫への線路が分かれてるのはここだな。
どうだ!!??
カーブの向きも違う!クーッ!
さて。
ここまでで1つ気づいたのが橋の形状。
↑新交通システムの橋と比べて、
こちらの橋は底面がのっぺりしている。
新交通システムではないのか……?
かと言ってモノレールにしては、、、
モノレールのイメージ(浜松町から羽田空港へ向かう東京モノレール)↓
いやー新交通システムに寄り道したとは言え、最初から車庫線に着目していたのは我ながら鋭い!
大丈夫大丈夫!明日の仮免試験も落ち着いてやれば受かるはず!(涙目)
なお、通常は細いモノレールの線路(底面)が問題写真でのっぺりしていたのは、どうやら道路上を跨ぐ場所にああいったガードが付くようです。
うむ、非常に手ごたえのある問題だった!
さて今回ラストは、きみさんからの2枚(おそらく同一駅)。
はい。
本気と書いてガチと読む海外写真が来ましたね。
どうも険しい山の上にありそうなので「山岳鉄道」「登山鉄道」という文字がまず浮かびます。
2枚目の写真を拡大すると。
文字が書いてある!
…だが何語なのか分からん!アジア感だけはあるな!
とりあえずヒンドゥー語?かな?と思ったので検索。
お!
ぽいやつが出てきた!
ヒンディー語というのか、、調べてみるとサンスクリット語も出てきて、言葉の違いも形の区別も全くつかず……まあとにかくインドあたりの文字だろうと。
さて、インドで山岳地帯といえば何と言ってもヒマラヤ。
ヒマラヤ山脈の麓を走る鉄道なのだろうか?
毎度ながらインドの鉄道のことは何も知らないので(人が屋根とかに乗ってそう)、まずは実直に検索。
けっこういろいろありそうだな。
まずはダージリンヒマラヤ鉄道から行ってみよう。
ここか。
(どこだか全然わからない)
とりあえず写真をいろいろ眺めてみよう。
おっ!と一瞬思うような写真はあったものの、決め手なく。
他の鉄道も調べてみよう…。
(世界遺産オンラインガイドより)
なるほど、この3つが世界遺産なのか!
ではニルギリ山岳鉄道へ。
ここか。
(どこだよ)
写真へ。
うーむ、決め手となる写真がないな……
マジすか。
半端ねー!さすがインド!
続いて、カールカー・シムラー鉄道。
ここだな。
(どこでもいい)
写真。
あーっ!
すごく「ぽい」場所だっ!
地図に戻ってみると近くに駅発見!
ショギ駅の画像へ潜入。
うあー、メッチャぽいんだけどな!
決め手がない!
そうだ、どうにか路線自体を辿って別の駅を探せないか……?
マップをいろいろいじっていると。
出たっ!
なるほどあそこが終点のシムラー駅か!
日本人なら誰しもあの方のお顔が浮かんでしまう駅!
問題写真を見た感じ、かなり標高が高そうだったので、最奥のシムラー駅に照準を定めます。
では元の写真↓
ついに辿り着いた写真↓
フゥー!!完璧っ!!!
こちらも↓
仕留めます!
というわけでインドのカルカ=シムラー鉄道のシムラー駅、すごい所に行かれたものだと驚きながらの確保!!!
いやー楽しい問題だった!
先日のコペンハーゲンもそうですが、このインドもきみさんは一人旅だったとの事。……凄い……!1人でヒョイっと海外に行けちゃう人、ほんと尊敬します。
なお、きみさん提供のインドの駅写真はこちら↓
さすがです。
人はホームに寝そべり象が線路に入る国!
ガンジス川はいったいどんな事になってるんだ!
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今回は以上です。
久しぶりに気分転換ができたので個人的には楽しかったですが、皆様にも楽しんで頂けたら幸いです。
さあ、合宿期間中に新しい写真に着手する事はできるのか……?
まずは免許を無事に取るのが言わずもがな最優先ですが、その一点ばかり考えて根詰めすぎるのも
アレですからね、無理のない範囲で気分転換に…とは思っています。できないかもだけど!
写真をくださっている方々、どうぞ気長にお待ちくださいませ。
ではまた!