コンテナ貨物列車の走行姿を見ていると、長さや形状が異なる種々のコンテナが積載されていて、何時までも見飽きることがありません。JR貨物のホームページで「コンテナのサイズ・種類」を見ると、JR貨物所有の一般的な箱形コンテナとして、12・20・31フィートコンテナが、写真と共に詳細な説明があります。

 コンテナのサイズ・種類 | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社 (jrfreight.co.jp)

 

JR貨物以外の会社が所有する私有コンテナには、形状・塗装とも個性豊かに千差万別のものがありますが、箱形コンテナに限っても、短尺の6フィート(日本通運→こちら)から、長尺の40フィート海上コンテナまであり、模型でも多くの私有コンテナが製品化されれています。

 

KATOから9月末に発売された「40フィート ハイキューブコンテナ ONE(マゼンダ)」も、非常に目立つ配色の海上コンテナです。私は、海外の海運会社所有が多い海上コンテナには元々興味がなく、今回製品も購入対象の視野外でKATOのHPすら見ていませんでした。ところが、ブログで何時も拝見している方の当該製品を購入された記事を見ていて、非常に親近感を覚えるものがありました。ONEマークと配色から海外の海運会社所有と思い込んでいましたが、同記事の記述から国内海運会社の所有とのことで、KATOのHPにも「ONE(Ocean Network Express)コンテナは2017年に日本の海運業者である川崎汽船、商船三井、日本郵船のコンテナ船事業部を統合した船会社所属のコンテナです。」と説明されていました。人気が高くて販売店では売り切れ続出の模様で、日曜日(10/2)の夜になって在庫のあった通販店で慌てて購入手配しました。

 

本日到着した「40フィート ハイキューブコンテナ ONE(マゼンダ)」(品番23-580A)です。KATOのHPによると、本来はスターターセット「EF210 コンテナ列車」(品番10-020)のコキ107に積載されているコンテナで、購入したのはASSYパーツとのことです。

 

パッケージ裏面の関連製品に関する説明が記載されており、KATO製のコキ106,107,200に積載可能です。

 

長手方向の側面は両側とも同一デザインです。

 

短尺の妻面では、片側だけ開閉扉が表現されています。

 

素材は白色で、左右の妻面下部で形状が異なっている(左が開閉扉側)のが判ります。

 

 

コンテナ貨車に積載してみます。

KATO製のコキ106に積載。グレーの貨車とは色彩的にも映えます。

 

勿論、TOMIX製のコキ107にも積載可能。

 

KATO製のコキ200に積載すると、後方のコキ106に比べて寸詰まり感が強烈。

 

KATO製のコキ106に積載(左)+TOMIX製のコキ107に積載(右)でも、違和感なし。

 

KATO製のコキ106に積載(左)+KATO製のコキ200に積載(右)にすると、コキ200の寸詰まり感は和らいだように見えます。

 

ピンク色かと思っていましたが、少し落ち着いたマゼンダ色でした。白色に近いグレーの文字との配色も相まって、抜群の存在感があります。各種コンテナを積載したコンテナ貨物列車に組み込まれて、EF210-300に牽引される姿のお披露目は、改めての機会にさせていただきます。