カマ鉄オモシー組合

写真を撮ってさえいれば幸せ。

只見線全線運転再開初日の出来事

2022-10-03 18:00:00 | 機関車
2022年10月1日(土)
 
11年ぶりの全線での運転再開を祝うように、
 
まさに雲一つない秋晴れの日。
 
旧型客車による記念列車の運行が決まってから、
 
ずっとこの日を待っていた。
 
 
大勢の人が出迎える中、
 
ヘッドマークも誇らしげに
 
駅に進入してくるシーンを思い描きながら。
 
 
本当は「只見駅」での出迎えシーンを
 
撮れないものかと考えていたが、
 
さすがに溢れんばかりの人となっては、
 
写真も何もないだろうと、
 
会津坂下駅で撮影することにした。
 
 
朝7時過ぎ、会津坂下駅に着くと、
 
まだJRの関係者をはじめ、同業者の姿もなかったので、
 
さっそく撮影ポジションを確保した。
 
 
朝ごはんのサンドイッチなどをパクパク食べながら、
 
頭の中で今日一日の撮影計画を考え、
 
何気なく『どこトレ』で
 
只見線の列車位置を見てみると、
 
塔寺ー会津坂本で、始発の423Dに“遅れ”の表示が。
 
全線再開の小出行き一番列車である、
 
さぞや混みあっているのだろう。
 
乗降に時間がかかり、遅れが生じたか?と
 
その時は軽く考えたが、
 
いつまで経ってもどこトレの表示が動かない。
 
オイオイ!今日はまたとないハレの日だぞ?
 
まさかと思っているうちに、
 
駅員やJR関係者もざわつき始め、
 
後続の下り425Dも会津坂下に到着し、
 
後ろも塞がれてしまった。
 
 
Twitterの情報や駅員からの説明で、
 
423D(キハ120)のブレーキが不緩解となる故障で、
 
動かなくなってしまったらしい。
 
 
結局、すべての乗客を現場で降ろした後、
 
会津坂下まで戻ってくることに。
 
(故障した一番列車はキハ40風のラッピングだった)
 
そして後続の425D、会津川口行きを
 
小出行きに変更して出発。
 
 
そして『再会、只見線号』は
 
当初、運転見込みが立たない状況だったが、
 
定刻から2時間半あまり遅れて
 
何とか会津若松を発車した。
 
 
偶然とはいえ、会津坂下駅では、
 
遅れの原因となったキハ120と旧客が並ぶことに。
 
 
 
ところで、旧客の記念列車には
 
私の母親が会津若松から乗車予定だった。
 
旅行会社の企画に申し込んで当選したのだが、
 
今回のトラブルにより、こちらもバス代行となり、
 
旧客に乗れず終いになってしまった。
 
何のためのツアーだったのか、
 
身内とはいえ気の毒でならない。
 
 
 
 
 
2022年10月1日
只見線 会津坂下駅
9441レ「再会、只見線号」
 
 
会津坂下に姿を現した、記念列車。
 
 
 
 
 
 
大幅に遅れたものの、
 
たくさんの人に迎えられた。
 
このシーンが撮りたかったのだ。
 
 
私だけでなく、
 
今回は多くの人が予定変更を余儀なくされた。
 
私は写真を撮るだけなので、
 
さほどのことではなかったが、
 
やはり今日だけは
 
お祝いムード一色にしてほしかったなぁ。
 
 
 
 
只見線全線運転再開初日
大幅遅延の原因となったキハ120と
記念列車「再会、只見線号」の交換風景
【会津坂下駅】
 


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1 コメント

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Unknown (rja001)
2022-10-03 20:28:06
そだったんだ。坂下でのお手振り良かったね。

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