皆さま、こんにちは!
ついに西九州新幹線が開通して10日が過ぎました。
自分は来月半ばに初乗車する予定ですが、
LCC・peachの機内では、こんな切符が買えるのですよ。
JR九州とコラボした「JR九州フリーきっぷ」でした。
様々なプランがありますけど、
いずれも新幹線を含む特急列車が乗り放題の
格安チケットなのです。
今年の春から販売が開始されたこのチケット、
先月発売分からついに、開通したての西九州新幹線まで
対応にたったというのですからスゴイ!
今年に入ってから九州内の旅の頻度が上がったのは
このチケットのおかげだったりします。
来月もこのチケットを使い、
西九州新幹線の開通により大きく変わった
長崎本線・佐世保線・大村線を中心に周ろうと
考えてましたよ。
ここも西九州新幹線の開通による影響が
気になっていた駅です。
運行される在来線の特急列車の本数は
新幹線開通後も変わりませんが、
新幹線のルートから外れちゃってましたので。
佐世保線・有田(ありた)駅です!
陶器市目当てで来たことがあるって方、
多いのではないでしょうかね?
明治30年に開業した駅で、
佐世保線と松浦鉄道西九州線(旧・JR松浦線)が
乗り入れてました。
近代的な駅舎は平成8年に建て替えされたモノとのこと。
地元で博覧会開催されたことからが改築されたんですって。
ドーム付きの屋根を持つ駅舎を見ると、
ついつい覗き込んじゃうのは自分だけじゃありませんよね?
このドームは飾りではなく、
明かり窓が機能していたことをご報告しておきます。
有田駅はJR九州、松浦鉄道の共同使用駅で、
駅舎内にそれぞれのきっぷ売り場、出札窓口、
改札口がありました。
松浦鉄道のきっぷ売り場はキヨスクと合築ですが、
JR九州内ではファミマに代わっている店舗が多い中で
キヨスクが現役なのがポイント高いですね。
奥に見えるJRの「みどりの窓口」内には
大きな有田焼が展示されてました。
JR九州はいい仕事してますねぇ。
続いてはホームにイン。
有田駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造で
2本のホームは跨線橋で結ばれてます。
一番外側にある3番線ホームは松浦鉄道の発着線で、
専用の券売機ときっぷ収集箱が設けられてました。
さてさて、先に有田駅の駅舎が
平成8年に建て替えされたことを書きましたが、
改装されたのは駅舎だけではなく
構内配線も大きく変わったようですよ。
有田駅は国鉄時代から
貨物を取り扱う佐世保線内の主要駅でしたが、
平成8年に佐世保線内の貨物列車が廃止されると
構内の貨物側線はオフレールステーション
(貨物列車の発着がないコンテナヤード)に改装されたそうです。
広い構内に架かる架線柱にも注目ですぜ☆
元は貨物列車の発着場なので、
大きな上屋を持つ貨物ホームも残ってました。
有田駅の周辺には
セラミック等の磁器を扱う工場が多数ありますので、
これらに向けたヤードだったのでしょうね。
1番線ホームに架かる上屋の形状を見て、
かつては島式ホームだったのではないかと思った方は大正解。
平成8年に駅舎が改築されるまで、
ホームの左側には貨物側線が伸びてました。
これって鑑定団に出すとスタジオに呼ばれちゃうヤツ?
…以上、佐世保線から貨物列車が消滅して25年が過ぎましたけど、
今でも貨物輸送の痕跡が数多く残る有田駅でした。
今、peachのHPを見たら「JR九州フリーきっぷ」のガイドが
見当たらないのですけど、完売しちゃったのかな?
きっぷの利用は自己責任でお願いしますね!
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↑(肥前山口駅方面)
有田駅(平成28年2月2日)
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