JR東日本 普通回数券 発売終了~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

JR東日本の普通回数券の通常発売終了の2回目です。

 

2020年8月に気仙沼線BRTの志津川駅で発行されました、「BRT陸前横山⇔御岳堂」の普通回数券です。

 

 

発行日付記入欄から「平成」の元号の印刷が削除された西暦対応日付券となります。

 

鉄道線とBRT線に跨がる普通回数券は、マルス端末、POS端末とも発行出来ないために設備されていた記入式の補充回数券ですが、今回BRT線内発着となる普通回数券は残るものの、鉄道線とBRT線に跨がる普通回数券は発売が終了したものと考えられますので、この券の発売も終了したものと思われます。

 

 

 

 

 

この券を入手した時、JR東日本の西暦対応日付の記入式補充回数券を入手したと思って喜んだのですが、購入後に仔細に見たところ落とし穴がありました。

 

最終券片の経由記入欄の拡大画像です。

 

 

抹線が予め印刷されています。

 

鉄道線用の記入式補充回数券であれば、経由記入欄に予め抹線を印刷するとは考えにくいため、この券は鉄道線用では無く、鉄道線とBRT線に跨がる普通回数券専用の様式では無いか?と思われますが、盛岡支社管轄の駅では鉄道線とBRT線に跨がる普通回数券の発売に用いる記入式補充回数券は、経由記入欄に抹線が予め印刷されていない鉄道線用と同じ券で、抹線が予め印刷されている券は仙台支社管轄の駅でしか見られませんでした。