皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
先日はTomixさんからキハ55系がマイナーリニューアルされて再販されました。地味な形式なのであまり話題にはなっていませんが、気動車好きの自分としては色々楽しめそうな車ですね。
↑Tomixのキハ20系はタイフォンが選択式となっているのですが、キハ55系は屋根にモールドされています。キハ58系は昨年のキハ56 200から選択式に変わったのでキハ55系も今回のリニューアルで選択式となることに期待していたのですが、ここは変わりませんでした…。
↑前ロット品の一部は、晩年の西日本地区仕様で雨どいの赤色を消しました。右のリニューアル品はそのままです。
キハ58系もそうですが、東北地区では遅くまで雨どいの赤色が残っており、特に東北のキハ55系は原則雨どいは赤色でした。そのため雨どいの赤いキハ55系というと晩年では東北のイメージが強い印象ですが、タイフォンが暖地向けのスリットカバーですね…。
↑キハ20系(写真はキハ52)では選択式となっているのに、今回のリニューアルで見直されなかったのが残念でなりません。
そこで、キハ55系のタイフォンパーツを改造して東北っぽくしてみたいと思います。
↑今回使うのは、455系電車や485系ボンネット車に付属しているタイフォンパーツのうち、回転蓋式タイフォンです。このパーツは元が何系用だったのかよく覚えていませんが、ランナーが灰色形成なのでそのまま使えそうです。
↑差し込むようになっていますので、今のキハ55系のタイフォンに穴を開けて差し込めば済みそうです。
↑タイフォン上部(シリンダー箱裏側あたり)に突起があったのでこれは削りました。
↑ではこれのタイフォン部に穴を開けることにしましょう。失敗したら手直しが利かないので慎重に作業しなければなりませんね(汗)
↑まずΦ0.5mmくらいで穴を開けました。
↑下穴のセンターの位置を微調整しながら0.1mm刻みでΦ1.1mmくらいまで広げました。
↑試しにタイフォンパーツを付けてみましたが、前に飛び出すぎです。タイフォンパーツを加工しても良かったですが、今回は屋根板側のタイフォン部の前に飛び出ている部分をカットし切り詰めました。
↑こんな感じで切り詰めました。もう後戻りできませんね(汗)
↑先ほどの回転蓋式タイフォンパーツをゴム系接着剤で取り付けました。ついでに東北というとデフロスタ付きなのでキハ52の窓と入れ替えてみましたが、キハ52は乗務員室側にワイパーが無いのですね。。。 結局元のキハ55系の正面窓裏側にデフロスタを付けるしかなさそうです。
↑これでぐっと東北っぽくなりましたね。晩年のイメージですと、ヘッドライトを2灯シールドビームに改造したくなります。
ということで、屋根境界の赤帯を消すのが面倒なので、東北をイメージして小加工してみました。キハ55系の改造タイフォンはこのほかにも新潟竹やりやキハ52後期車のようなシャッター式、お椀や傘のカバーなど色々ありましたのでこれらも折を見て加工してみたいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!