10/2日曜は休み。朝は涼しく日中は暑いらしい。再来週の旅行に向けてドレスコードの準備が必要。

 

 2年前の夏、帰省の際に実家の本棚にあった半世紀前の写真集を見つけた。国鉄鷹取工場発刊の「蒸気ともに一世紀」。

私が小学生の頃から家にあった。子供の頃はこの写真集を何度も何度も見返した。検修建屋に並ぶSL・DL・ELの車体。此処は何するところか正しい知識もなく、鷹取工場という名称だけは知っていた。何をするための工場だったのか知らなかった。

 

 鷹取工場は、欠陥機関車と呼ばれたDD54の検修を行っていたところ。DD54終焉の頃に姫路駅播但線ホームで撮影していて同世代の若者がおしえてくれたのは「12号機のエンジンは35号機に載っていた物」とか。少年時代はそんなことを真に受けていた。あの大きなエンジンに予備が何台あったのかは知らないが、入場しないで出張工事でエンジン替えは無理だろう。

エンジンは屋根を外しクレーンで吊り上げないといけない。ゴーヨンは部品取りして生き残っている感が強かった。

 

 後年、SLやまぐち号でC571が復活し鷹取工場の存在を改めて知る。電車に乗って列車線を走る時、線路に近い建屋の上に緑色を使った国鉄鷹取工場という看板が上げられていた。

 

 近年、新快速で神戸貨物ターミナルの横を通過するとき毎回同じことを思って外を見ている。鷹取駅に何年降りてない?と。

 

 今日はいい天気だから、服を見に外出するとしよう。リュックにカメラをしのばせて。

 

2020-7-15