西日本鉄道のレストラン列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO (ザレールキッチンチクゴ)」が2022年9月からリニューアル。新しくなったランチコースをいただきました!
*2022年9月の情報を基に作成しています
コースがランチ2便にリニューアル
2022年9月からリニューアルされた「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO (ザレールキッチンチクゴ)」(以下レールキッチン)。朝のカフェコースとディナーコースがなくなり、代わりにランチコースが1日2便運行されるようになりました。
今回は「西鉄福岡(天神)駅」を13時23分に発車するレイトランチコースに乗車します!
2両目のキッチンではすでにお料理の準備が進んでいました。楽しみ!
八女市産の竹、久留米市で作られた城島瓦など、沿線の伝統工芸品が随所に散りばめられた車内。まるでお家のリビングに招かれたような、煌びやかすぎず落ち着いた空間です。
福岡で活躍する3人のシェフによるランチコース
シーズン毎に変わるメニュー。9月から11月は、博多区にある「Restaurant Sola」吉武 広樹氏、久留米市田主丸にある「Cernia」畑 亮太郎氏、うきは市にある「Mahoro756」 井上 誠氏といった、地元で活躍する3人のシェフが監修したお料理がいただけます。
出発の鐘が鳴り、レールキッチンは「西鉄福岡(天神)駅」を発車。
まずはウェルカムドリンクから。あまおうのスパークリングワイン。あまおうの香りがふわっと広がりとっても飲みやすいワイン。
前菜がやってきました!
茄子・トマト・チーズを使ったイタリアのパルミジャーナ。赤ピーマンと大豆のサラダ、中にはツナが入ってます。原木椎茸とあおさはお浸しに。ねっとり食感が美味しい里芋と鶏そぼろ。うきはの卵とフォアグラのプリン。バジルの香り広がる海老はトマト味のジュレとともに。
キッチンにお邪魔しました。次の料理の調理が進んでいます。
日本で唯一ピザ窯を備えるレールキッチン。今回のコースでは、この窯を使って調理しているのだそう。
続いては魚料理が登場。奥日向の鮭を使った幽庵焼き。
鮭にまぶしてあるのは、なんとピスタチオ。幽庵地の香りのよい鮭に、ピスタチオの香ばしさが意外にもマッチ。ほうれん草を使った味噌ペーストを付けながらいただくと、味の変化も楽しめます。
いよいよ肉料理ですね!
肉料理がやってきました!糸島産の豚バラ肉のコンフィ。脂がのってとろとろ。
ソースはバルサミコ酢のヴィネグレットソース。ヴィネグレットとはフランス料理に使われる、酢を使ったフレンチドレッシング。バルサミコ酢の酸味が肉の美味しさを引き立てます。
付け合わせのパンは、天神にある"パンストック"から。モチモチ食感。肉料理のソースを付けながらいただくのもいいですね。
デザートは、柿を使った上品な甘さのスープ。秋らしさを感じさせてくれます。
筑後平野を走るレールキッチン
レールキッチンは「春日原駅」に停車。この区間は先日高架になったばかり。
市街地を離れ、筑後平野の田園風景が広がってきました。
筑後川を渡るとまもなく柳川。
車内では、車掌さんから記念乗車券をいただきました。こちらも少しデザインが変わったみたい。
福岡天神から約2時間。レールキッチンは終点「大牟田駅」に到着。リニューアルしたレールキッチンに、皆さんもぜひ乗車してみては!
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