かつて、東武鉄道では上り運転台のタイフォン(警笛)の音色を変えていましたが、平成に入ってから次第に下りと同型のタイフォン(AW-5型)に交換されました。
ただ、57型(1990年廃車)の上り方は、最後まで東武独自のタイフォンを装着していました。
都営三田線の計画段階では、東武東上線との相互乗入れを予定していたため当然のことでした。
右が東武の上り方のタイフォンで2連式です。
(左は一般的に普及しているAW-5型です)
昭和の末期に池袋、船橋、宇都宮の東武百貨店で鉄道部品即売会があり、東武の上りタイフォンも売っていましたが、あまり見向きもされず売れ残っていました。(値段は牛丼並5杯分です)
(小型のコンプレッサーがあれば作動するので、機会があれば再び甲高い音色を聴きたいですね)