車両屋根の塗装は、灰色(グレー)と言っても、暗い灰色から明るい灰色まで多種多様です。車両加工に際して良く使用するカラースプレーを、実際に吹き付けたときのカラーサンプルとして記録しておくことにしました。

 

左側から、①GMカラーのダークグレー(No.35),②Mr.カラーのニュートラルグレー(No.13),③GMカラーのねずみ色1号(No.9),④タミヤのサーフェーサー・グレー(87026)で、手前に置いた車両の屋根に、それぞれのスプレーで吹き付けています。

 

車両だけ寄せ集めてみると、同じ灰色でもその差がより明確になります。サンプル車両は、左側から、①旧国・クハ68(ダークグレー),②キユ25の1次車(ニュートラルグレー),③ゆうマニの下塗り(ねずみ色1号),④サロ110-0番台の下塗り(サーフェーサーのグレー)です。

 

各社製品とも、比較してみることにします。手前に出ているのが各社製品で、左側からTOMIXのキハ40,KATOのクハ103,KATOのモハ113で、何れも②Mr.カラーのニュートラルグレー(No.13)よりも明るく、③GMカラーのねずみ色1号よりも暗い色になっています。②と③の間に位置する色のカラースプレーがないか、探してみることにします。

【追記】 2022.11.25 ②と③の間に位置する塗料がありました(→こちら)。

 

プラ小片に試し塗りしたのでは、車両に実際に塗装した場合とイメージが大きく異なりますので、この比較写真をカラーサンプルにすることにします。

 

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