2022年5月4日(水・祝)
10時45分 野町駅
北陸鉄道の石川線の起点となる野町にやってきました。
金沢の有名な観光地・にし茶屋街からさらに西に位置していて、
駅前はバスターミナルが広がっています。
このターミナルの端に改札口があります。




野町を出発するとすぐに右に大きくカーブした後にまっすぐ進んで西泉に到着。
ホーム構造は1面1線で進行方向左側にホームがあります。
西泉を出発すると、西にまっすぐ進んで新西金沢に到着。

JR北陸本線の西金沢へ乗り換えが可能で、現在、北陸鉄道は浅野川線と石川線の2路線のみ保有していますが、
かつては小松線や能美線など北陸本線の各駅と乗り換えが可能な路線が通されていて、昔の路線図を見ると鉄道王国な様相を呈していました。
新西金沢を出発すると、左に大きくカーブし駅前のロータリーが進行方向右側に広がる中、

さらに左にカーブして進路はこれまでの西から南へと90度転換します。
カーブし終えるとまっすぐ進んで金沢市から野々市市へと入り、押野、野々市、野々市工大前と停車していきます。
野々市工大前を出発すると再び金沢市に戻り馬替、額住宅前と停車。
額住宅前のホーム構造は1面2線の島式で列車の行き違いが可能となっています。
この辺りから進行方向左側に山々がそびえたっているのを確認することが出来ます。
乙丸、四十万と過ぎて今度は金沢市から白山市へと入り、最初の駅の陽羽里に停車。
陽羽里を過ぎると住宅の密集度合いは薄れていき、山々が綺麗に見えるようになります。
曽谷、道法寺と停車。
道法寺のホーム構造は1面2線の島式で額住宅前と同じく列車の行き違いが可能となっています。
井口、小柳とすぎるとここまでまっすぐで平坦なところを通されていた線路は左にカーブしながら緩い上り勾配を進んでいきます。
日御子を出発すると、まっすぐ進んで終点の鶴来に到着。
さらに鶴来からは日本海方面へ能美線が延びていて、終点の新寺井から北陸本線の能美根上(当時は寺井)へ乗り換えが可能となっており、
1980年に廃線となっています。
現在のホーム構造は相対式の2面2線となっていますが、実際は2面3線で能美線が現役だった頃は3番のりばが存在しており、
名残が40年経った今もなお残されています。