皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先日はKATOから単品設定されたオハ46・オハフ45を購入しましたがこれまで旧客のナックル化は台車マウントが基本で、最近14系・50系等で積極的に進めていたBMナックル化はほとんど進んでいません。

 

そこで今回は重い腰をあげて旧客のナックル化を試みてみることにします。KATOさんが旧客用のBMナックルパーツを開発してくれると一発で済む話なのですが…。

 

先日はウチにあった、以前購入したTomix製東北本線客車セットのオハフ61をご紹介しました。この車はBMTNが付いていましたので、これを加工してナックル化することを試みてみます。

 

↑先日引っ張り出してきた、Tomix製東北本線客車セットのオハフ61です。これのBMナックル化を試みましょう。

 

↑使われている自連TNの0373です。カプラーポケットとベースが分離する構造のようなので、上手く加工してナックルカプラーをブチ込んでみたいと思います。

 

↑分解してみました。カプラーに付いていた復元用スプリングは外してあります。

 

↑カプラーポケット部です。BMTNはほぼ大体同じ構造ですね。突起部を削ればナックル化プラーを仕込めそうです。

 

↑上面を一部削ったEF66ナックルです。ちゃんと入りそうです。

 

このままでは首を振りませんので中を削ります。

 

↑このように中を削り平滑化しました。

 

↑裏の刻印あたりにΦ1.0mmの穴を開け、0.88mmのプラ棒を立てました。

 

↑ナックルカプラーを取り付けてみました。ちゃんと首を振りそうです。

 

↑ベース側にも穴を開け、ポケットを嵌めました。これでTN0373にナックルカプラーを仕込めました。

 

↑1つ前の写真ではナックルが開いておりました。12系・14系等をナックル化した際は、後部にプラ板で板バネを仕込んでカプラーの復元機能を作用させましたが、旧客は台車との距離が近く板バネを仕込むことが難しそうです。そのためカプラー根元を瞬接で固定してしまいました…。本当はバネ機構を使いたかったのですが。

 

↑これが元のTN0373付きのオハフ61です。

 

↑ナックル化したパーツを取り付けました。削った箇所が白化していますので黒色で色挿しして使うとより良さそうです。

 

製品のパーツには連結器開放テコくらいしか付いていませんが、工夫して電暖ジャンパやエアホースを付けるとより良さそうです。

 

これが上手くいけば、KATO製客車にも床下加工してこのナックル化したTN0373をビス止めすればBMナックル化出来そうですね。もうちょっと色々な方法を模索してみたいと思います。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!