JR東日本青梅線工事に伴うクレーン車・ワゴン車送り込み甲種輸送 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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本日、川崎貨物駅から拝島駅に向けて、JR東日本の工事用車両の甲種輸送が行われた。

10月15日に終日運休で行われる青梅駅構内の切替工事に備えてのものと思われ、クレーン車と

ワゴン車の2両が運ばれたが、鉄道車両としての車籍が無いため甲種輸送形態となった。


川崎貨物駅発も9:07発といつもに比して動きやすい時間で、かつ朝から暑さを感じる程の好天に

なったために川崎市内から撮影を開始したいと考えていたのだが、前夜から左耳に違和感を覚え

朝イチで耳鼻科に飛び込んで検査を受けたところ、突発性難聴と診断されてしまった。

今のところ列車でトンネルに入った時のような強い詰まり感のみで、それも処方された薬を飲み

とりあえず軽快している感覚だが、今にして思えばこれに近い症状は度々あったかな…σ(^_^;)

元々生まれつき左耳の穴が右に比べ細かったりもしたので、なるべくしてなったのかなとか。


それはともかく、検査諸々で1時間半くらい取られてしまったため、川崎市内の撮影はパス。

最初は府中本町に向かったのだが、既に多くの撮影者が待機し、脚立踏み台も散見されたために

踵を返し、結局西国立駅に一度降りてみることでひと段落した。

それでも、やはりいつもより撮影者が多めでおや?と思ったのだが。

一緒になった年配の撮影者氏から聞いたら、スペーシア八王子きぬ号の運転があったとの由。

さらには吉川美南発の臨時快速武蔵野青梅・奥多摩号や特急化された鎌倉号も。

そう、界隈は秋臨たけなわだったがゆえであった。

とりあえず暑さをこらえて少し待ち…


11:22、新鶴見機関区EF65 2092の牽引で甲種輸送はやってきた。


クレーン車のアームが支障するため、控車としてコキ106-279を連結。


ワゴン車といっても、自動車のようなそれではない。

片側に何か積みながら走る、自走式入換車みたいなものか?詳しくないからよく分からぬが。


ただ、至る所から集まっているせいか、マナーは全般的に低下ぎみ。

さらには先に話していた年配氏も、ホーム上で踏み台を使い始めて一時ピリッとした。

もっとも、思ったよりアングルが良くなかったらしく通過前にすぐ降りてしまったのだが。


そして、後続の南武線ですぐ立川に向かったのだが。

そうだ、南武線→青梅線方面の貨物の停車位置はここだったよね。


定期貨物は消えて久しく、米タンを撮る機会も無かったから見るまですっかり忘れてた。

まぁお陰で、50分も停車時間があった割にぎりぎり粘って撮ることはしなかったよね。


そうしているうちに、中央線から青梅線に直通する電車が来たので先回り。

西立川で改札を抜け、近くの親戚に会わないようにジグザグ歩き(←)向かったのは…


青梅短絡線。

最初は元ヤマダ電機跡横の公園から撮ろうと考えたが、雑草が生い茂り過ぎて断念。

西立川側から3つ目の教会前踏切に赴いたが、なんとなく微妙。

したがって、結局ひとつ手前の富士見街道踏切で妥協したのだった。


11:19、踏切で待つ人達も突然の珍客におやっ?となる。


単線の線路敷を目一杯に、ゆっくりと走り去っていった。


立川バスとも一瞬の共演。

もうちょっと遠ざかる前に並びを撮りたかったけど、これは運に左右されるな。


そして、拝島到着後即座にEF65とコキ106を続けて解放。

EF65は一旦青梅方に逃げ…


入換で、今度は米タンが押し込まれる引上線に移動。

この2092号機は今日未明、小田急線新松田まで小田急5000形の甲種輸送を担当した車両。

未明のうちに回送されたかと思いきや、また甲種輸送の牽引をこなした過酷スケジュール。


それにしても、拝島駅構内は多くの撮り鉄が集結し激パ寸前になっていた。

E233系がひたすら長笛を鳴らしながら減速入線し、運転士から駅サイドに申告が行ったために

一時的に駅員による警戒警備が強化されるという一幕があった。


但し、当の駅員氏らはそれでも終始丁寧な案内に徹し、無用なトラブルが発生しないように…と

気を揉んで対応を続けていたのは、なかなか見ていて気持ちのいいものだったと特記したい。

でも、ダメならダメで厳しい姿勢で正していく、というのも続けて欲しいとは思うが。


そして、武蔵野青梅・奥多摩号の下り運用を終えてきたE257系5500番台との並びも。

留置線の増設も終わり、中線を使用せずに新留置線へそのまま入庫したようである。


それからも甲種編成はしばらく佇んでいたが、やがてエンジンを起動しコキ106を解放し…


普段は日中に走らないクレーン車とワゴン車が、白昼堂々自力で留置線に回送されていった。

まぁ終始なかなかヘビーでカオスな雰囲気だったが、まずは戦の前段階は終えた。

切替工事を経て、また川崎貨物駅に戻っていくことになるのだろうが、その時はどうなるか?

病との闘いも始まり、まだ見に行けるか見通しはわからぬが…