2022.10.01 ロシアがウクライナの4州を併合した。核戦争の危機だ。そして、今日からまた色々なものが値上がりした。
今日はDesktopStationさんが主催するオープンサウンドミーティングに行ってきた。
こちらはDesktopStationさんのHOブース。
へのへのもへじさん(TRAINO)のNブース。
サークル「MT40」さんのNブース。
今回のオープンサウンドミーティングでは、SmileDecoderの発表がメイン。
SmileDecoderと言ってもまだ聞いたことない人もいるかもしれない。
これはDesktopStationが開発している国産のサウンドデコーダだ。
これまではオープンサウンド(DesktopStationが無料で頒布している列車の音源)のデータをESU社のサウンドデコーダに落として日本型鉄道模型をデジタルサウンドで遊ぶという方式だった。
しかし、昨今の半導体不足による生産量の減少、円安による価格の上昇など、オープンサウンドを取り巻く環境が劇的に悪化してしまった。
そこでDesktopStationでは、「ないものは作れ!」ということになったようだ。
でも、話しを聞くとそんなに簡単なことではなく、かなり苦労して発表まで漕ぎ着けたとのこと。
長年DCCをやってきた自分としては、日本初のサウンドデコーダを開発したDesktopStationさんとDCC電子工作連合の方々に敬意を表したい。
よくぞここまでやってくれた!
本当に素晴らしい!
まだ最後の詰の作業をしているので、発売は来年になりそうだ。
これがSmileDecoder。
赤矢の右がHO用で左がN用。
価格は今のところHOが7,000円でNが8,000円。
安い、安すぎるぞ!
ESUのサウンドデコーダは15,000円ほどするから半額だ!
素晴らしすぎる。
緑矢の機器でPCにUSB接続してデータを書き込むようだ。
簡易版のDCCコントローラミント缶は5,000円ほどで購入できるので、デジタルサウンドが13,000円から始められる。
まさに革命だ!
車両への取付はTRAINOブランドのEXP-Boardを使えば比較的簡単に出来てしまう。
ちなみに、アナログのポイントをデジタル化できるレイアウトデコーダKPとコマンドステーションからアナログ車を運転できるMagicBoxの採用例として屋根裏ワンダーランドを紹介して頂いた。
へのへのさん、ありがとうございます。
さらに、サークル「MT40」も次々と新しい製品を開発していて発展目覚ましい。
特に注目したのはこのポイントデコーダ。
矢印のとおり、KATOの4番ポイントの道床内に格納できるサイズ。
日本のDCC事情がここまでよくなるとは夢のようだな。
自分もSmileDecoderを使ってアナログ欧州車をデジタルサウンド機にしたい!
と思ったら、SmileDecoderではESUが提供するデータ形式のサウンドを入れられないっぽい。
あらら、やっと本格的にDeskstopStationを応援できるかと思ったけど、なかなか上手くいかないな。
最後にご挨拶させて頂いたら、「ヨーロッパ車の音源収録お願いします!」と言われてしまった。
いやいや、そりゃムリってもんでしょ。と思ったけど、改めて考えてみると、それもまたいいかもしれないな。
まぁ、子供が独立してからかな…。汗
最後にNゲージのサウンド機をお届けして終わりにする。
蒸気機関車は未確認だけど、2つ目の動画のつりかけサウンドはSmileDecoderを搭載している。
いい音出してるね。
追記:↑2つ目の動画と書いたけど、ブログの仕様で動画1つしか貼れないみたい。
今後も日本のDCCには期待大だな。
ではまた!
「小さなヨーロッパと小さな鉄道」の歴史
↓
全ての始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2010-09-01
サヨナラレイアウト
https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-04-29
屋根裏ワンダーランドの始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2016-06-13
屋根裏ワンダーランド製作記録