十国峠駅【静岡県】(箱根十国峠ケーブルカー。2005年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2005年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
静岡県東部、箱根と熱海の中間にそびえる十国峠(日金山)を登る伊豆箱根鉄道のケーブルカー路線、箱根十国峠ケーブルカーの山頂駅に相当し、晴れた日は富士山などの絶景を望める、
十国峠駅 (じゅっこくとうげえき。JYUKKOKU TOGE Station) です。
 
尚、写真は2005年撮影で、古いです。現在は変化が多いはずです。ご了承下さい。
 
 
駅名  
十国峠駅 (駅番号なし)     
 
所在地  
静岡県田方郡函南町   
 
乗車可能路線  
伊豆箱根鉄道:十国鋼索線 【通称:箱根十国峠ケーブルカー】  
 
隣の駅  
山麓方……十国登り口駅    
 
訪問・撮影時  
2005年4月
  
 

駅舎です。西を望む。
円形の2階建てで、年季が入っています。
1階に改札口とカフェがあり、2階に十国峠展望台があります。
 
駅前に民家や商店はありません。
南側にはドッグランのある芝地や東光寺、熱海日金山霊園などがあります。
 
 

駅舎2階の十国峠展望台より山麓方を望む。手前の屋根下に十国峠駅ホームがあります。
前方には山麓駅に相当する十国登り口駅が見えます。
箱根十国峠ケーブルカーは全長0.3kmの短距離路線です。
また、訪問日は霞んでいたため、遠方まで望めませんでしたが、それでも結構遠くまで見渡せました。
気象条件が整えば富士山、伊豆諸島、東京タワー・東京スカイツリーを一望できます。
 
 

駅名標です。
シンプルなデザインです。
 
 

十国峠駅は頭端式ホーム2面1線で、ケーブルカーの駅としてはスタンダードな構造です。
乗降分離されていて、左は降車ホーム、右は乗車ホームです。ホームは階段状になっています。
海抜770mです。
写真は終端方を望む。
 
 

乗車ホームより山麓方を望む。
左が乗車ホーム、右が降車ホームです。
 
 

山麓方を望む。
前述の通り、箱根十国峠ケーブルカーは全長0.3kmの短距離路線なので、肉眼で山麓の十国登り口駅を確認できます。
しかし、短距離路線ながら結構な高低差があるため、徒歩移動となると結構体力が必要です。
尚、箱根十国峠ケーブルカーは標準軌を採用しています。日本のケーブルカーは狭軌の路線が多いです。



終端方を望む。
降車ホームの先には出口があり、乗車ホームの先には改札口があります。
そして、線路終端部の先には運転室があり、地下にはケーブル巻上機があります。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2005年   
  
鉄路のみで (バス含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  
飲食チェーン店・・・なし (駅舎内にカフェあり)  
 
特に大阪からの到達難易度が高いですが、箱根十国峠ケーブルカーを乗り鉄の際は、ぜひ一度は十国峠駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)