梅小路公園グリーンフェア 2022秋 開催! | レールは、こころをつなぐ道。

今日10月1日(土)・明日2日(日)の2日間開催の「梅小路公園グリーンフェア2022秋」に、伏見チンチン電車の会は、すざくゆめ広場停留場横の市電展示室で「ペーパークラフトワークショップ」と「大型精密模型走行」を行います。

 

前回の記事で最終調整シーンを紹介しましたが

大型精密模型の作者(故人)は、多くの車両を自宅庭で走行させていたそうで、当会場の様な短距離往復運転は考慮されていなかったようです。

進行方向を変える事も少なく、前進が基本でバックは殆どなく、庭のレールの長さも相当あり、人の跨ったトレーラーを牽引できる性能だったので速度もパワーも備えた電車です。

 

しかしながら梅小路公園市電展示室では3.6mの線路長に全長約1.2mの電車を置くと走れる距離は2.4mとなり電車2台分となります。

前進レバーはウレタンで倒れる強さを抑制して低速発進できるようにしてはいましたが微妙でした。

そのハイパワーを抑えて取り扱い易いように、当初12Vバッテリー2個の24Vでモーターを回していたのを、バッテリー1個の12Vに変更していましたがそれでも低速感は不満足でした。

 

そこで今回のポール回し改良工事と共に、前回記事の後に最終工事で、並列に配線されていたモーターを、直列に配線変更して更に超低速発進が可能となりました。

↑※まだ並列配線状態の時 

 

ポールの低速回転と低速発進の様子は会場で撮影したものを掲載予定です。

 

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