2610系X26が斎王のみちのラッピング車として活躍していた頃は狙う楽しみが増えたと感じていた名古屋線系統のL/C車ですが当時標準塗装のまま活躍していた編成もそれぞれ仕様が異なっていたので趣味的に面白く、撮影と乗車の両方が出来たらラッキーでした。2610系のL/C車は先に書いたX26のほかX21とX27が該当しますがX27はB更新時に内装を大きく変え、側扉や妻面・乗務員室仕切り部に黒色の化粧板を採用した最初の編成でもあります。

 

(2022.1.7 近鉄四日市にて撮影)

 

 松阪行き急行に充当される2610系X27ほか6両編成です。B更新で内装は一新されましたが外観はそれ程変わっておらず、パンタグラフが下枠交差形になった位なので昭和の近鉄電車らしさが良く出ており「近鉄の更新は外観を大きく変えないから良いよなぁ」って思うこともあります。

 

(2022.1.7 近鉄四日市にて撮影)

 

 撮影した松阪行き急行は近鉄名古屋10:21発の1037レで、名古屋方に1201系RC07を連結していましたが名古屋線の急行はワンマン対応車を増結車として使うことが度々あり、大阪線では見られない特徴ある組み合わせになるので見所があります。1201系はワンマン対応車の中で一番数が多く、伊勢エリアでは見る機会が多いですが本業のワンマン列車と急行増結の両方を狙えるので趣味的に面白く、楽しみが多いです。