京阪神地区と南紀地区を結ぶ特急「くろしお」に使用
1996(平成8)年に381系「くろしお」「スーパーくろしお」のグレードアップ版として登場
車両愛称を列車名とした特急「オーシャンアロー」として運行
その後同区間を走る列車は「くろしお」に統一されて現在にいたる
2022年時点では「くろしお」18往復中4往復に充当されている
くろしお 3・13・17・33号、6・16・20・32号
基本編成6連、または付属編成を連結した9連で運行
G車付付属編成を連結した場合はG車が2両となる(両端がパノラマ先頭車)
稀に付属編成同士の6連(この場合G車の位置が入れ替わる)代走がある
形式は
■クハ282(新宮側貫通先頭車) -500番台、-700番台
■クハ283(大阪側貫通先頭車) -500番台
■モハ283(中間電動車) -0番台、-200番台、-300番台
■サハ283(中間付随車) -0番台、-200番台
□クロ282(新宮側非貫通パノラマG先頭車) -0番台
□クロ283(大阪側非貫通パノラマG先頭車) -0番台
◆基本編成6連 2本(HB601、HB602)
(←新宮)
/クロ282 サハ283 モハ283-3 サハ283-2 モハ283 クハ283-5]
◆付属編成3連(2タイプ)(HB631、HB632)
(←新宮)
[クハ282-5 モハ283-3 クハ283-5]
[クハ282-7 モハ283-2 クロ283\
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
特急くろしお
現在は、新大阪・京都と白浜・新宮 間 などで、定期15往復、臨時3往復が設定
新宮便が6往復、白浜(紀伊田辺)便が9往復、和歌山(海南)便が3往復
車両は、283系オーシャンアローが4往復、287系が9往復、289系が5往復
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー
くろしお の歴史
1965(昭和40)年 天王寺〜名古屋 間(阪和・紀勢・関西線)特急くろしお運行開始(キハ80系)
1967(昭和42)年 天王寺〜白浜・天王寺〜新宮・天王寺〜名古屋 各1往復に増発
1972(昭和47)年 天王寺〜新宮 4往復、天王寺〜名古屋 1往復 体制となる 名古屋便はキハ81形で運行
1978(昭和53)年 紀勢西線電化 天王寺〜白浜・新宮 間 特急くろしお(381系電車)と、名古屋〜紀伊勝浦 間 特急南紀(キハ80系)に系統分割
1989(平成元)年 特急スーパーくろしお としてパノラマG車付き381系電車投入 京都・新大阪乗入れ開始
1996(平成8)年 283系オーシャンアロー投入
2012(平成24)年 列車名を「くろしお」に統一 287系電車を投入
2015(平成27)年 289系電車を投入し381系は引退
2017(平成29)年 パンダくろしお登場
ーー・ーー・ーー・ーー・ーー