ヤマトタケルの足跡をたどる 23 / 青春18令和4年夏紀行 3日目
今朝名古屋を発ち、養老鉄道でヤマトタケルの晩年の行跡をたどってきました。
そしてヤマトタケルの終焉の地・能褒野を訪ねてから、JR関西本線で加茂までたどってきました。
加茂駅で17時32分発の大坂方面行き電車に乗り換えてさらに先に進んでいきます。
JR西日本の221系電車。かつて京阪神間を新快速として走っていた電車です。
電車は奈良に近づきます。
仏教寺院風にデザインされた奈良駅の旧駅舎が見えます。
奈良駅に着きました
ヤマトタケルが病の身体を押して、たぎたぎしく杖をついて、脚を三重におりまでながらもついにたどり着くことのできなかった、大和の地です。
日本書紀によると、ヤマトタケルの御魂は能褒野の陵墓から白鳥になって飛び立ち、大和まで戻ってきました。
その後河内まで行き、遠い空に飛び立っていたそうです。
大和は 国のまほろば
たたなづく青垣 山こもれる
大和し うるわし
ヤマトタケルがいまわのきわに詠んだ歌です。
電車は大和盆地を離れ、大和川に沿って河内の国へ向かいます。
だんだん陽が落ちてきました
久宝寺18時25分着
ここで降りて、おおさか東線に乗り換えます。
白鳥となったヤマトタケルが最期に降り立った、河内へ向かって走っていく電車を見送ります。
おおさか東線、18時31分発新大阪行き電車
これもJR西日本221系電車です。
転換クロスシートの車内
おおさか東線は元は貨物専用線だったのを、旅客列車も走れるように改良したものです。
陽が落ちかけた大阪の街を走っていきます。
放出駅(はなてんえき)
ここで片町線と交差しています。
そして終点の新大坂着、19時4分。
新幹線のホームに移動してきました。
東京からやってきた、新大阪19時38分発のぞみ53号。
これで九州に帰ります。
では、ヤマトタケルの足跡をたどってきた旅のレポート、ここでお開きにさせていただきます。
最期までお読みいただきありがとうございました。
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