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テーマ:鉄道(21858)
カテゴリ:九州新幹線
新大村駅(しんおおむらえき)は長崎県大村市植松三丁目にある(JR九州)の駅です。
西九州新幹線と、在来線の大村線が乗り入れています。 西九州新幹線開業に合わせて大村車両基地駅と共に請願駅として設置されました。 2015年(平成27年)6月、駅高架橋の土木工事に着手。 2020年(令和2年)11月、駅名が「新大村駅」に決定する。 2022年(令和4年)9月23日、西九州新幹線の開業とともに駅も開業。 [鉄道模型]トミックス (Nゲージ) 98817 西九州新幹線N700S 8000系(N700Sかもめ)セット(6両) 新幹線ホームの下に在来線の駅舎と観光案内書があります。 出入口は2か所あり、東口は”さくら口”、西口は”さざなみ口”と呼ばれます。 ”さくら口”には伊藤園が寄贈した桜の木が植えられています。 なぜ、清涼飲料水メーカーの伊藤園が新しく出来た新幹線駅に桜の木を寄贈したかというと、伊藤園は2019年(令和元年)から「お~いお茶」の売り上げの一部を桜の保全活動に充てており、新大村駅が建てられた大村市は市の花が”おおむらざくら”という桜の花であるから寄贈が行われたということです。 少し細かいことかもしれませんが、新大村駅の新幹線ホームの可動式安全柵のホームドアの色はピンクとなっており、これは”おおむらざくら”のピンクからきているのでしょうね。 ちなみに嬉野温泉駅はグリーンでしたが、これは嬉野がお茶の産地だからだと思われます。 (諫早駅のホームドアの色は茶色ですが、これは何からきているのかいまいちわかりません・・・) 新大村駅の新幹線駅は相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、大村線(在来線)は単式ホーム1面1線を有する地上駅となっています。 新幹線と大村線の改札口は別で、新幹線は自動改札機であるのに対し、大村線は改札がなく無人駅扱いになっています。 また在来線の新大村駅の隣の駅は長崎方面が諏訪駅、早岐・佐世保方面は竹松駅となっているのですが、この間の駅間の距離が短く新しい在来線の新大村駅ができたことによって諏訪駅・竹松駅の駅利用者も分散され減少することになるでしょうね。 特に竹松駅は大村駅と共に大村市内の駅の中では利用客がそれなりに多く、「シーサイドライナー」を含めて全列車が停車します。 また長崎・諫早駅方面からの列車の一部は竹松駅で折り返しています。 新大村駅の開業により、稚内駅からの”最長片道切符の終着駅”が江北駅(旧・肥前山口駅)から当駅に移ることになりました。 肥前山口駅は一般の人にはあまり知られていない駅ですが、鉄道ファンにとっては”最長片道切符の終着駅”として有名でした。 しかし、西九州新幹線開業と同時に江北町の名前を広めるために肥前山口駅から江北駅へと改称し、それと同時に”最長片道切符の終着駅”の称号もなくしてしまいました。 肥前山口駅としての最終日には、かなり多くの鉄道ファンが駅に集まったみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.15 16:58:28
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