JRは国鉄を6社に分割している。これは各社を超える列車がそこまで多くならないように調整されている。ではその列車数はいかほどかというお話である。(あれ全然変わらんくね)ってなったら国鉄時代までさかのぼってみようというわけである。

この記事は以下の太字の駅を扱っています。原則として在来線のみです。
中小国 熱海 国府津 甲府 塩尻 辰野 南小谷 直江津 猪谷 米原 亀山 新宮 児島 下関
他の駅はこの記事の下から。

中小国駅
津軽線・海峡線の駅。
...と書いたのはそうなのだが、実際この駅に停車する青函連絡関係の列車は1本もない/なかった。そのため、実質的な境界駅となる一つ南の蟹田駅の時刻を示す。
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海峡線開業時は日中の列車は快速海峡が主体。途中一部列車は竜飛海底駅に停車するなどと言うことがあった。2016年北海道新幹線開業直前は新青森で連絡を受ける白鳥、スーパー白鳥が停車。最後の急行ことはまなすは当駅を通過。
折角なので北海道新幹線開業ダイヤの新青森駅時刻表を掲示した(網掛けは東京方へ新青森発着のもの、斜字は新青森ー新函館北斗間)。本数自体が大きく増えたわけではないが、やはり東京直通のメリットは大きいのだろう。


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さて6回の連載に渡ってやってきたわけだが、国鉄民営化直前直後辺りから(新幹線開業まで)変わっていないところ(塩尻・辰野・南小谷・直江津・猪谷・米原・亀山・新宮・児島)と大きく変化したところで分かれているように感じる。特にJR西日本住みの人間からするとその境界駅は日数本の普通列車が消える他は特急がそのままだったりするという印象を覚えていた。他方で元から当該列車がない甲府駅や、いつしか直通が無くなった下関駅などもある。一番変化があるのは熱海駅ではないだろうか、とも思うがこの辺りは読者の感想に任せるとしよう。
Part1

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Part6
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~完~