JR東海の新しい一般車両である315系は中央本線の名古屋地区に順次導入されており、現時点では8両貫通編成のみですが今後4両編成も登場する予定で、幌と幌枠を備えて313系との連結が実現するのか気になるところです。315系はオールロングシートで通勤形車両とされていますがトイレを備えており、近郊形車両と同じ3扉車なので仕様としては東海道本線静岡地区で活躍するオールロングシートの313系と共通する所があります。

(2022.3.24 金山にて撮影)

 快速運用に入る315系C4です。デビュー間もない頃なので非常に綺麗ですが他編成と連結しない8両貫通編成なので幌や幌枠が無く、スッキリして見えます。ただ渡り板は取り付けられていますが・・・

(2022.3.24 金山にて撮影)

 315系は種別・行先表示にフルカラーLEDを採用しており、快速表示は211系の方向幕同様スピード感あるものですがここの快速は停車駅が多く、表示負けしている感じもします。中央本線名古屋地区の一般列車は名古屋〜中津川間での運行で、各駅に停車する普通電車は高蔵寺や多治見までが殆どなため中津川まで行くのは快速が主体ですが停車駅の多さから速達列車ではなく「中津川まで行く列車」の印象が強く、普通電車を抜くことも無いため単に通過駅がある列車になっています。