今回は、ノスタルジック鉄道コレクション 第1弾 より、国鉄キワ90形気動貨車 ツートン色 を投稿したいと思います。
先日、ノス鉄の第3弾が発売されました。そこでふと思い出したのは、そう云えば昨年の秋に調達、入線して写真を撮っていたもののアップをし忘れていたことに気づきました…
初期の頃の撮影なので、ちょっと見にくいですが、アップしていきたいと思います。
※撮影ストックを切らしていますので、何とか今週の休みにまとめて撮影しておきたいのですが…
ノス鉄は大体がフリーランスである事が多いのですが、こちらは国鉄で実際に走行していた車輌になります。
キワ90形は昭和35年(1960年)、コスト削減のために少量貨物用に貨車にディーゼルエンジンを積んだような車輛として試作されました。そのため、車体長8mの2軸車とかなり小型の車輌となっています。
180馬力のDMH17系エンジン1基のため 7t までが自社に積載可能、貨車も2輌のみ牽引可能で、新製後は国鉄妻線(現廃線)に配属されましたが、緩い勾配でも速度低下するなどかなり厳しい結果であった、また幹線駅での荷物の積み替えを行わないといけなかった等、逆にコスト増加となり結果を出すことが出来なかったため量産に至らず、昭和44年(1969年)に1輌がキヤ90形に改造、1輌が昭和46年(1971年)に廃車となりました。
■TOMYTEC ノスタルジック鉄道コレクション 第1弾 キワ90形 (ツートン色)
ノス鉄の車輌は車体長が短いこともあり、ちょっとした小型レイアウトにも向いています。また、台車も2軸とBトレとは異なり車体長に似合った実際に走行していそうな雰囲気のある(実際に走行していたものもあり)車輌であることが特徴ですね。
写真はキワ90形に動力を載せたうえで、ちょっと試しにチ1形を連結して走行させている写真です。
長大編成ではなく、ちょっとした車輌の牽引もまたノス鉄車輌の楽しみどころですね。
今回はこの辺で。ありがとうございました。