JR西日本の岡山地区といえば、今でも国鉄車両が多く走るエリアです。
今回、岡山デスティネーションキャンペーンの一環として「おか鉄フェス」が開催され、様々なイベントの開催や、臨時列車が運転されています。
国鉄色に復元されたやくも、リバイバル急行砂丘、リバイバル急行鷲羽…
興味はあるものの現地に赴くことはなく、そろそろイベントも終わりかな…と思っていたところ、213系による快速マリンライナーが運転されると発表があり、これは行きたい!と即決
沿線撮影と悩みましたが、乗車参加することにしました。
ということで簡単なレポートです。
9月25日、岡山駅
岡山には前日入りし、381系を撮ったり、水島臨海のキハを撮ったり、当日の朝も115系や6両の213系を撮りに行ったりと、もう完全に気持ちは岡山一色に染め上げられて準備万端です。(岡山一色って何色なんでしょうか、やっぱり黄色かな?)
宿を出て岡山駅でツアーの受付を済ませ、参加者全員でホームへ向かいます。
ホームの案内表示には「懐かしの213系マリン」の文字が見え、期待が膨らみます。
橋上駅舎から少し離れた位置にある5番線からの発車です。
10時6分、今回の主役である213系がやってきました!
事前に回送されていたようで、東側から入線してきました。
ホームにあった快速マリンライナー3号車の看板と一緒に。
往年に取り付けられていたものと同じデザインのマリンライナー看板と、前面の行先表示には快速のステッカーが貼り付けられています。
乗車ホームにも反対ホームにもたくさんのファンの姿が。
213系を目当てにこんなに人が詰めかけるのは珍しい光景ですね…。
前面はステッカーによる快速表示でしたが、側面はLED表示のまま、快速高松でした。
車内の案内表示も快速高松を表示。この文言だけひたすらスクロールしていました。
電車は5分ほどで岡山駅を発車。
事前に指定された座席に乗車します。
少し走って妹尾駅に停車。
いくつかの駅で途中停車があり、その度にドアが開き撮影タイムが設けられています。
少し走って茶屋町駅に到着。
ここでは少し長めの停車時間がありましたので、車両をじっくり眺めてみます。
強化されているスカートを隠せば、まるで往年の姿のようです。
現行のマリンライナーとの並びも見れました。
児島に到着。
本線側に停車してくれたので、反対側のホームから編成全体を撮ることができました。
ここでやっと気づいたのですが、どうやら検査明け直後の編成のようで、台車が綺麗な灰色になっていました。
ここまでは定期列車で毎日運転されている区間です。
ここから先、JR四国エリアに213系が乗り入れるのは、観光列車に改造された「ラ・マル・ド・ボァ」編成を除くと、かなり久しぶりのことです。
瀬戸大橋を渡ります!
今回のツアーの一番のポイントかなと思います。
坂出に到着。
ホームにあった看板と一緒に。
微妙だった天気も香川に入るとすっかり回復し、沿線で撮影されている方も多く見かけるようになりました。
俺も外から撮りてえ~~
途中、端岡駅で長時間停車があったのですが、ドアは開かず。
結構止まってたので、ちょっと降りてみたかったです。
終点の高松に到着!
ホームには垂れ幕もあり、歓迎してくれている様子。
いしづちの8600系との並び。
213系がマリンライナーとして走っていた頃にはいない車両で、少し残念でした…。
このあと自由時間が2時間ほどありましたので、乗ったことなかった琴電の長尾線を終点まで乗りつぶし。
行って帰ってきてちょうどいい時間でした。
入線してきた列車の前ではJR四国のすまいるえきちゃん、かがわれっちゃくん♡が。
四国に来た証ですね。
往路と同じく側面には快速で岡山行きの表示。
213系には岡山~茶屋町間で快速の定期運用がありますので、この表示自体は珍しいものではないのですが、それは2両編成の運用なので、3号車というのはレア!というやつです。
ホームにあったマリンライナー乗車位置と一緒に。
復路、岡山を目指します。
行きに停車した端岡は通過となり、坂出までノンストップ。
少し遅れて高松駅を発車したため、なかなかの高速運転でした。
坂出ではドアが開く停車がありましたが、時間が僅かだったため降車せず。
坂出を発車して、瀬戸大橋線へのアプローチ線へ。
そして瀬戸大橋を渡って本州へ。
行きと帰りで席替えがあり、左右どちらの景色も楽しめるという配慮がありました。
児島に到着。
往路もそうだったのですが、駅員さんのおもてなしが楽しかったです。
往路は通過した早島に停車。
ここは駅に陸橋があるため、上からのアングルを撮影してみました。
体質改善工事でベンチレータが撤去された屋根がよく見えます。
楽しそうなので乗ってみたいんですけどね~なかなか。
そして岡山に到着。
帰りはあっという間だった気がします。
岡山から回送される際、この日は赤穂線を走っていたラ・マル・ド・ボァの回送車と顔合わせ。
ツアーはこれにて終了。
お世話にあった213系は、そのまま本線を走っていきました。
線路容量の都合でしょうか、一旦瀬戸駅まで回送したうえで、岡山区に入庫だったようです。
213系のマリンライナーというと、
以前、深夜の列車に代走で入っていたのを見ていました。
現役の頃は見たことが無く、いつかやってくれないかな~と思っていたのがこの企画。
体質改善されて原形とはいきませんでしたが、それでもヘッドマークや方向幕の再現で雰囲気はあり、良いものが見れました。
欲を言うならやっぱりグリーン車、高松方の先頭車が見たかったですね…。
ユーテックが残っていれば…(残っていても無理)
あっさりめのツアーだったのであっさりめの記事になりました。
おわり。