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テーマ:鉄道(21859)
カテゴリ:駅
ふらっと立ち寄った駅を紹介するこのシリーズ、第6回目は黒松内駅です。
函館本線の長万部駅から二駅目に位置しています。2007年4月から無人駅になったそうですけど、国鉄時代は特急「北海」や急行「ニセコ」が停車する大きな駅だったんですね。また、この駅を基点に寿都町へ向けて寿都鉄道も分岐していたそうです。 ところで、先日紹介した二股駅の駅名標をもう一度見てもらいたいのですが、二股駅の次がこの黒松内駅になっていますね。ところが、その「くろまつない」と書かれた表記、なんとなく元あった駅名を隠すようになっているようにみえませんか? それもそのはず、実は二股駅の次の駅は黒松内駅ではなかったのです。ちょっとこの地図をご覧ください。 二股駅から北上すると黒松内駅の間に「蕨岱」という駅があるのがお分かりいただけるかと思います。 そう、かつて存在した駅がこの「蕨岱」駅だったんです。 そして、ここがその蕨岱駅の跡地です。2017年に駅が廃止になっていますが、かつては貨車を改造した駅舎があったそうで、それ以前はきちんとした建物が建っていたそうです。また、かつては駅周辺に人家もあったようですが、今ではそれもわからないくらいでした。この写真を写した場所から振り返ると神社の鳥居がありましたが、かなり草生していました。 廃止前には棒線化されていたようですが、かつてはもう一つホームがあって対向できるようになっていたようです。 駅は廃止されてしまいましたが、路線バスは運転されているようです。ただし、日に1本のようですが・・・。バス停名はカタカナで「ワラビタイ」となっています。 JR北海道では、近年に多くの駅を廃止しています。この先もそのような流れは続いて行くでしょうね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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