久々の長距離フェリーの旅と勇払原野の景色に感動〜25年ぶりの北海道・2
こんばんは。夏旅の北海道旅日記2回目です。週刊ペースでの更新を目指してますが、連休は休日クラッシャーのせいでどこにも行けず逆転生活になってしまった私です。
旅に出てる時だけまともな生活になるので、生活リズムを調整するためにも休みはなるべく出かけたいです。
旅の1夜目は船中泊。仙台港より太平洋フェリー「きたかみ」ではリーズナブルなB寝台。
ベッドはほとんど「カプセルホテル」でした。
船内放送で1等と「きたかみ」だけにある「北斗星ソロ」のようなB個室に空きがあるので、希望の方は変更できます。
そう案内してたので心が動きましたが、周りが空いてるし寝てしまえば同じだからいいかと。
長距離フェリーはゆとりが自慢。夕食を食べて、風呂入ったら寝るまではフロアーでまったり。
翌朝は朝日を見ながら朝風呂。こういう体験ができるのも夜行フェリーならでは。
天気はピーカンなので、朝食後夜間は閉鎖されてる甲板に出てみたり、ソファーで景色を眺めていると退屈しませんでした。
仙台からと苫小牧まで530KMくらい、時間は上野から札幌の北斗星と同じくらいです。
体感的距離を短縮できる夜行の特徴で、思ったよりも苫小牧までの時間は長く感じませんでした。
苫小牧も港と駅まで距離がありましたが、フェリーの到着に合わせたバスがあったので駅へは20分くらい。
遠いのでかなり余裕時間を作ってたので、街歩きをして時間を潰しました。
北海道1日目だけ岩見沢から旭川まで特急を使うので、乗車券を用意しておきました。
今回はほとんどローカル線や特急があっても短区間なので普通列車移動。なので18きっぷを日程分取っておきました。
北海道最初の列車は、苫小牧ー岩見沢の室蘭本線の末端部。かつての石炭全盛期の名残りで数えるほどしか列車がないのに複線の路線。
対して岩見沢行きの列車は単行ワンマン列車。
苫小牧にレアなサッポロビール広告付きのホーロー駅名板がありました。
隣の勇払を出ると荒涼としたした森と草原が広がる広大な勇払原野の中を全開で突っ走ります。
遅い遅い言われてる国鉄型気動車ですが、アプリの速度計で測ると90〜100km出てました。
原野の中で札幌に向かう千歳線との分岐が、ダイナミックで好きな場所です。
原野を抜けると「これぞ北海道」という車窓が広がっていて乗っててあきません。
ネット発で有名になった、「ヤリキレナイ川」は、由仁駅から歩いて行ける場所にあります。
なので寄りたいところですが、列車が少ないので断念。
この路線はローカル線乗り潰しできた30年前にコンプリートしたのですが、記録はあるけど記憶が薄かったので初乗りの興で車窓を楽しめました。
地元の人の大半は追分あたりまでで、岩見沢に着いた時には私を含め旅行者三人だけ。
ほぼ複線の「室蘭本線」といえど末端区間は過疎ローカル線なことを目で見て知ることになりました。
と、いうか、東京なら通勤圏に入るくらい札幌の近くなのに、街の中心以外住んでる人がほとんどいないのです。
公共施設併設のまるで都内にある駅のような岩見沢駅。
ここにもサッポロビールの広告付きホーロー駅名板。
かつてはどこの駅にもありましたが、今は広告なしばかりになったので。
この日は一気に目的地の美瑛を目指します。
夏旅の前半は旅鉄要素というか、旅要素の比率が高いかもです。後半の方が鉄分強めかも。
そんな今回も読んでいただきありがとうございます。