久しぶりの保存機はC60 1号機からです。実は同機を扱うのは2回目になります。前回は2014年7月仙台市内にある西公園で展示されていました。で、当時は公園自体もリ・ニューアルの計画があり、今回8年ぶりに訪れた公園は綺麗に整備され展示のC60 1号機もお化粧直しされていました。

 

  前回も紹介しましたが、同機の小歴史をアップします。戦時中は1942年に日立製作所は笠戸工場にてC59 27号機で誕生。大阪局は姫路に配置で山陽道を駆けていたようです。山陽道の電化の延伸にて余剰になったC59は改造でC60形式になるワケですが、こちらは53年に浜松工場にて施工。尾久に配属、翌年に盛岡、以後青森、盛岡を転戦し、68年に廃車。先の仙台市青青葉区の西公園にて保存です。

 

 キャブ下の従台車を一軸から二軸に改造されたハドソンと呼ばれる同形式の実機が現存するのはここのみ。貴重な資料でもあるワケです。そんな再会した蘇ったC60 1号機からです。

 

 ラストは2014年当時のカマ。※撮影は全てナカジさんです。