毎月購入している鉄道ファン、今月も近くの書店で購入した際、書棚に目が止まったのは鉄道ダイヤ情報でした。2022年は鉄道150年の節目の年、そして鉄道ダイヤ情報が創刊50年の節目になるということでした。コロナ禍でもありダイヤ情報は飛び飛び購入でしたがファン誌とともに購入してみました。鉄道ダイヤ情報50年、創刊号はなるほどSLダイヤ情報でした。書棚を探せばその創刊号が見つかりました。リアル購入じゃなく古本を200円で購入していたようです。創刊当時1972年10月、世はSLブーム、国鉄の赤字解消の後押しもあり全国各地でSLイベントが繰り広げられていました。当時はネット環境があるわけでもなく、ブームに乗って押し寄せるSLに関する問い合わせを同誌によって情報提供しようと国鉄協力のもとでの創刊でした。出版は弘済出版社でした。それでは創刊号の情報を少し振り返ってみましょう。1972年10月は意外と無煙化は進んでいました。その中でも中央西線と関西本線参宮線が本州最後の牙城でした。西日本では山陰本線、伯備線、東日本では会津若松周辺と五能線、陸羽東線、それに引き換え北海道と九州はまだ蒸気機関車は各地で活躍していたようです。本誌にはSL列車の時刻表の他、いわゆるダイヤも掲載されて当時のSL運転区間の情報を振り返ることができました。その点は現在の鉄道ダイヤ情報においても貨物列車の時刻表や巻末にダイヤが掲載されていることが、当時の名残かもしれません。名古屋圏においては中津川区にD51が14、C12が3、木曽福島にD51が4、C12が2、亀山にはC57が2、C58が3、奈良区にはD51が15、C12が1、でした。鉄道100年のイベントもあり梅小路には16形式17の配置がありました。バックナンバーをご覧いただける機会がありましたら是非ご確認ください。

 

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