【便利すぎる】大和駅の特殊すぎる改札の取り扱いとは？

神奈川県大和市在住、相鉄線・小田急線ユーザーのkeitrip/須田 恵斗です。

相鉄本線と小田急江ノ島線が交差する大和駅。大和市の中心の駅で、両線同士の乗り換え客と地元利用者で非常に賑わっている駅です。

この大和駅には乗換改札がありますが、五反田や高田馬場にあるような乗換改札に見えて、利便性を向上するための特殊すぎる取り扱いが行われているのです。

大和駅の乗換改札

改札内コンコース、相鉄線ホームへの階段と、小田急線ホームへの階段の間にある乗換改札機です。

自動改札機の内、計4台が黄色の改札機となっています。
そこには「磁気定期券・回数券・きっぷ　小田急線の改札口から出場されるお客様」と書かれています。

これは、相鉄線大和駅までの乗車券で、小田急線側の改札口（南口）から出場されるお客様は、黄色の改札機をご利用くださいと言う意味です。

逆側には、「磁気定期券・回数券・きっぷ　相鉄線の改札口から出場されるお客様」と表記がされています。

なお、suicaやPASMOなどの、交通系ICカードでは青色やピンク色の改札機を通過しても同様の扱いが適用されます。

入場時も同様です。
相鉄線側の改札(北口)から小田急線を利用する際は、相鉄の改札を通った後、乗換改札も通過（2回改札機を通過）
小田急線側の改札(南口)から相鉄線を利用する際も、小田急の改札機を通った後に乗換改札を通過(2回改札機)して、電車を利用する形になります。

これにより、利用時に反対側まで回らずに済むので、大変便利です。

つい最近までなかった乗換改札

大和駅は2018年3月17日まで、乗換改札が設置されていませんでした。
つまり、相鉄線と小田急線でコンコースや、お手洗いなどを共同利用していました。

その後、相鉄線はJRや東急との直通運転を開始するにあたって、
例えば東京メトロ線から大和駅まで移動してきた場合、小田急線を利用してきたのか、相鉄線を利用してきたのかの判別を行わなければいけなくなります。

なので、乗換改札機を設置して、小田急線利用なのか相鉄線利用なのかの判断をするようになりました。

しかし、乗換改札を設置してしまうと、小田急線改札から相鉄線へ、相鉄線改札から小田急線への利用ができなくなってしまいます。

そこで、大和駅で下車する場合も乗換改札を通過できるような扱いをすることで、これまでと同様の改札の利用が可能となりました。

それでも、2回改札機を通過しなければならず、人によっては少しだけ面倒と感じている方もいるようです。

おわりに

最寄りが大和なので、最初乗換改札機ができた時、かなりの違和感を感じたのを覚えています。

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