メルクリンのレイアウト、ストラクチャーが揃いました。 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 「いつでもどこでも走らせられるように、軽いボードにレールを固定しよう。」という思い付きから始まったメルクリンの運転盤ですが、やっぱりストラクチャーが欲しくなり、駅の施設を作ってしまいました。

 そんな訳で、呼び名も「メルクリンのレイアウト」に改めます。今回は、新たに作ったストラクチャーを報告します。

①給水柱

 ストラクチャーの範疇には入らないと思いますが、建設された構造物には違いないのでお許しください(※)。

 FALLERのキット(120137)を組み立てたものです。このキットは2個入りで、十数年前に挫折したレイアウトに1個を使用し、もう1個は余っていましたが、部品が欠けていたり、折れていたりで、意外と、組立に手間取りました。

 「折れていた」と書いたものの、自分で切断したのかもしれません。太さの丁度いい何かに流用したような気がしますが、定かではありません。 

 

(※)英英辞典で調べたところ、structureの項には、1番目に、構造とか構成という意味が書いてあり、2番目に、建設されたもののうち、建物や橋などの大きなもの、と書いてありました。

FALLERの給水柱

②給炭台

 Auhagenのキット(11356)です。別体のクレーンが付属していましたが、無くなっていたので、ドイツ製の他の給炭台を参考にして、簡易なクレーンを自作しました。

 ドイツの給炭台には、地面から給炭台へ石炭を移す、あるいは、機関車に石炭を積むためのクレーンを設けることが多いようです。画像検索しながら、どんなクレーンを作ろうかと考えた時間が長かったです。(画像検索の結果はコレです。

Auhagenの給炭台

③給水塔

 小さなものを自作するつもりでしたが、Vollmerの大きな給水塔のキット(45710)を組み立てたものが残っていたので、小さく改造しました。キットのタンクは球体でしたが、大きすぎたので、小ぶりの六角柱に改造しました。

 給水塔で時間が掛かったのは塗装です。配色に悩み、何度も塗り直しました。写真では分かりにくいですが、屋根は薄い緑色です。

VOLLERの給水塔(改造)

 以上の3つに加え、前回報告した駅舎とホームが、メルクリンのレイアウトに設置する全てのストラクチャーです。例えがお分かりになる方は多くないと思いますが、大昔の「鉄道模型趣味」誌に掲載された”新御幌鉄道”のように、ストラクチャーを鉄道施設に限って、スッキリとしたレイアウトに仕上げようと思っています。

 

 さて、私は、プラキットの塗装に、以前から、某社のアクリル絵具を使っていたのですが、最近、ターナーというメーカーが、模型の塗装に自社の絵具を推奨しているようなので(ターナーのPDF)、初めて、ターナーのアクリルガッシュを使ってみました。某社との違いはあまり感じませんが、色によっては、塗膜が強いような気がします。いすれにしても、水で溶ける点や、パレット上での混色が簡単な点で、プラキットの塗装には、アクリル絵具をお勧めします。絵具の乾燥が早いので、パレットは、使い捨ての紙パレットが良いですよ。

ターナーのアクリルガッシュ

 

 揃ったストラクチャーをレイアウトに並べてみました。

 給水塔の屋根は、薄緑色で正解だったようです。暗い色の屋根に比べると、レイアウトが明るくなるような気がします。

レイアウトに並べたストラクチャー

 

 給水・給炭の施設があると、蒸気機関車が生き生きとしますね!

鉄道施設と蒸気機関車①

 

鉄道施設と蒸気機関車②

 

鉄道施設と蒸気機関車③

 

 メルクリンのレイアウトも、なかなか良い雰囲気になってきました。次は地面の製作です。

 川正線の習作にもなるので、早めに仕上げたいと思います。

 本日も、ご訪問ありがとうございました。