岡垣町の西鉄バス
北九州都市圏を構成する岡垣町を運行するバスはコミュニティバスと西鉄バスの2種類存在します。
そのうち西鉄バスは福岡側の西鉄バス宗像により運行されており、町内を循環する路線やお隣宗像市へ向かう路線、海側へ向かう路線などが存在していました。
今回は岡垣町を走る西鉄バスのうち、2022年9月23日ダイヤ改正にて廃止となる波津線6番をご紹介します。
海沿いへ向け出発!
波津線6番はJR海老津駅から海側の波津へと向かう系統。2019年2月11日、海老津駅からスタートです。
赤間営業所から来た20番がそのまま波津行きになります。
海老津駅を発車したバスは、県道288号を海の方へ走っていきます。
九州自動車道の高架をくぐり…
沿線の主要施設、サンリーアイを通過。
一旦脇道に入り、おかがき病院の敷地内へ。
さらに進みます。
響灘に沿って波津へ
やがて海が見えてきました。
響灘です。
バスはここから終点まで響灘沿いを走行します。
バスの中から海が眺められる貴重な区間。
いい眺めですね~
やがて、唐突に終点の波津バス停が見えてきました。
海老津駅から20分ほど、終点の波津に到着です。
バスは一旦転回場に入り折り返します。
波津。
まるで岡垣町の最果てのような場所ですが、古くは福岡市内から直通バスが来ていたというから驚きです。
そのほかこの先海岸沿いを通って宗像市の鐘崎まで向かう路線も存在しましたが、これもすでに廃止となっています。
こちらは時刻表。
西鉄バスと岡垣町のコミュニティバスが交互に走るダイヤとなっており、2022年9月23日ダイヤ改正後はこれがすべてコミュニティバスに置き換わります。
波津バス停の隣りは波津漁港。海を眺めていると、遠くのテトラポットに激しく波が打ち付けるのが見えます。
まさに「波津」の名の通り、波高い場所のようです。
遠くに見えるのは方角的に皿倉山でしょうか…
北九州まではそう遠くありません。
帰りのバスがやってきました。
波津をあとにします。
帰りも響灘を眺めながら…
ということで海老津駅に戻ってきました。
岡垣町の海沿い、波津へ向かう系統。
西鉄バスでは珍しい海沿いを走る風光明媚な路線でした。
ダイヤ改正後はコミュニティバスの運行となります。
海水浴場もあるようなので夏は賑わいそうですね。
それでは。