姫新線・播但線の高架工事が完成したのは200812/22だから、地上時代最後の年になる。この年の姫路駅はどうだったか、見ていただきたい。

 この年に播但線では「銀の馬車道」ラッピング電車が走っていた。これは播但線ができるずっと前の明治時代初めに馬車の専用道路で生野銀山の銀が運ばれた歴史がある。それが生野銀山寮馬車道であり、日本初の高速産業道路ともいわれる。これが観光資源として2007年から注目されるようになった。
103銀の馬車道 、姫路h8926
銀の馬車道ラッピング車は色違いで3編成があった。

102クモハ3501 姫路h1173
姫路~福崎間が電化したのは1998年3/14からで、103系を2連にした3500番台が使われだした。沿線には学校も多く、大混雑することになる。

キハ402029 ,姫路h1161
姫新線のキハ40 2029+ 

9姫路 h1185
播但線の姫路駅構内。初めてC57を撮りに行った時と変わらないホームが使われていたが、これも2008年末に役目を終えた。

9姫路 h1259
山陽電気鉄道の廃線部分には煉瓦建造物もあり、撤去作業も始まっていた。かつては山陽電車が山陽本線の上を越えていた。

9姫路 h4935
山陽本線の上り電車後部より姫新線の高架工事を見る。

9姫路京口 h4950
かつての車両基地跡地を横切って、播但線の高架橋ができている。右の囲い部分が機関区だったかな。手前の線路が山陽本線の廃線になる。

9姫路 h4953
山陽本線の上り電車後部より姫路駅東方を見る。旧線のレールはまだ残っていた。

9姫路京口 h4955
姫路駅東方の線路切り替え地点。ここから市川橋梁までの区間は1997年に高架化されていた。その後、再開発事業の進展に寄って2016年に東姫路駅が開業した。