どうも、Bトレの記事の閲覧数が写真を撮ってきたよりもトリプルスコアくらい離しており、定期的に記事を書こうと思い始めた者です。

今回はタイトル通り急行型電車、更に言えば153系や165系についてのお話です。
私自身も急行型電車というのは、しなの鉄道の169系、ジョイフルトレインでフジサン特急を知るのみであり当時のことは知るよしも有りませんが、参考になればいいかと思います。

直流型は153系と165系が発売されており、169系については165系をそのまま流用する形となります。

153系:パート7・新パート1・ベスリピ11
165系:パート1・ベスリピ1・各セット販売
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165系・169系については各カラーバリエーションがベスリピやキオスペで発売されています。かなり多くの塗装が網羅されている印象が有ります。クモハの特徴でもある箱型のベンチレーターが撤去された車両も複数います(写真左:要加工)。

153系についても新快速色が上記に加えて西スペ2で登場していますが、153系において注意したいポイントは低運転台と高運転台があることでしょう。新快速色はパート7のみ低運転台で急行色は新パート1のみ高運転台となっています。更に西スペの新快速色は165系前面の塗り替え品であって新パート1の高運転台は新規パーツとなっており貫通扉回りの仕様が異なります。

基本的に冷房化後のパーツが揃っており、153系の先頭車については非冷房のパーツが含まれているパート(新1には含まれず)が存在します。非冷房の中間車を作製するには115系初期車のパーツを使用すれば無加工で取り付けが可能と思われますが。新パート1のシクレは冷房屋根だったのが不評の原因かも知れませんね。
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写真上が115系。恐らく取付穴は一致しているでしょう。
低屋根もあるので800番台も容易に組めます。なお、うちの非冷房屋根は全てAU712冷改をしてしまったのでパンタ屋根の在庫なしです(笑)。

モハ164については屋根パーツがいくつか存在します。最終ロットでは
・冷房改造車屋根(ベンチレーター1個)
・低屋根(パンタ部が低屋根:800番代)
・新製冷房車屋根(ベンチレーター2個)
なお169系は新製冷房車の屋根が該当する。
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新製冷房車の屋根は車端部にベンチレーターが無いのが特徴です。しかし先頭車の屋根はいずれも車端部にベンチレーターが存在する(写真右)ため、厳密には取り除かなければなりません。交直流型急行の屋根パーツ(写真左)を拝借するのも良いでしょう。新製冷房車は以下が該当します。
・クハ165-191以降及びクモハ165-126以降
・クハ169-25,26,27及びクモハ169-26,27

タイフォンについてはスリット式です。こればかりはもうどうにもなりません。なおシールドビームはシャッター式だったりします。

ざっと思いつくあたりはこんなところでしょうか。恐らくもっと詳しい方々がゴロゴロいるでしょうから実車の話についてはそれらを参考してください。あくまでもBトレにおいての対応策として見て頂けると幸いです。

【蛇足1】163系について

153系のグループにはサロ163という形式が存在するのですが、これは153系の増備として出力強化版、つまり165系の平坦・暖地用として計画がされて、先行でサロのみ作製されたものの、その後の運用みこみ(東海道新幹線及び山陽延伸に伴う平坦線区の運用減)や標準化推進のため、165系に一本化された経緯があります。結果的にサロのみの形式となっていて153系に属する形となります。

【蛇足2】交直流急行の屋根について

先述の新製冷房車の屋根ですが、此方にも同じ事が言えます。50/60Hz両対応の457系が新製冷房車となっており、それ以前の451/453455/471/473/475系は車端部のベンチレーターが存在します。それにしても此方は周波数の違いもあるためか、形式が多くて困ってしまいますね。
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ベンチレーターと言っても金沢の車両たちは結局撤去しないといけませんがね。