播但線のC57 福知山時代のエース機だったC57128 | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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 鉄道雑誌などで嘗て福知山線を走っていた急行《いずも》の写真が掲載されていると、そこに写っている急行《いずも》の牽引機は殆どの場合C57128で、播但線で同機に会うと当時の活躍を想像してワクワクしたものです。

 また後に知ったことなのですけれど、C57128は昭和26年11月13日には御召し列車を牽くと言う栄誉に浴し、昭和43年3月24日には福知山線の蒸気機関車が牽く定期列車の最終列車を牽いたのが同機であったと言うことからC57128は現場によほど信頼のある機関車であった事は容易に想像できます。

 私は福知山時代に同機関区で見たことはあったのですが、写真を撮ったのは豊岡区に移ってからの事です。 特急《かもめ》の専用機であったC5711のような華々しい経歴はありませんが、身近な線区で急行牽引用として活躍していたC57128のほうが私にとっては英雄のように思えました。

 

 

分水嶺の生野峠を目指してパワー全開!

播但線 長谷-生野 1972年6月18日

 

上の写真の一週間前には、ほぼ同じ所でカラーを使って撮っています。

播但線 長谷-生野 1972年6月12日

アングルが違うと こんなにも雰囲気が違うものなんですね。

 

 

雨の日、晴れていれば逆光となるポイントで

播但線 長谷-生野 1972年6月12日

 

 

火の見やぐらのある風景

播但線 寺前-長谷 1972年6月12日

 

 

大きな岩が横たわる独特な河原風景の市川を渡る。

播但線 長谷-生野 1972年6月18日

 

 

線路際で撮った元福知山急行専用機

播但線 寺前-長谷 1972年6月18日

 

 

今や絶滅危惧種となった第四種踏み切りを走る。

播但線 寺前-長谷 1972年6月18日

 

 

麦わら帽を被った野良仕事の人達が踏切が開くのを待っています。

山陰本線 和田山 1971年8月1日

 

重油タンクは昭和28年に取り付けられた鷹取工場タイプ

山陰本線 和田山 1971年8月1日

 

 写真は私が中学2・3年の時に撮ったもので、線路際のこんな撮り方が多くなってしまった事は少々残念ですが、嘗ての福知山機関区のエース機をこうして撮れただけでも幸せな事だと思っています。

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございます。