恵比島駅 (明日萌駅)【北海道】(留萌本線。2015年) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【超簡易版】』シリーズは、
北海道中西部の石狩平野北端部、沼田町の北西寄り山間部入口に位置する留萌本線の駅で、1999年に放送されたNHKの朝ドラ「すずらん」で使用された「明日萌駅(あしもいえき)」の駅舎のセットがそのまま残されており、本当の駅舎が目立たなくなってしまっている、
恵比島駅 (えびしまえき。Ebishima Station) です。
       
 
隣の駅  
深川方……真布駅   
留萌方……峠下駅  
  
  
撮影時  
2015年9月  
  
 

恵比島駅は無人駅です。
分かりづらいですが、駅名標の奥にある貨車(車掌車)が駅舎です。まぁ実質的に待合室ですが。
右側の立派な建物は「明日萌駅」のセットです。
 
駅前は住宅地ですが、半世紀ほど前の空中写真と比較すると、住宅の数が半分以下になってしまっていて、空地が多いです。
写真左奥の山の中腹には駅名の由来となった恵比寿神社がありますが、Google地図によると「恵比寿神社跡」になっています。廃社してしまったのでしょうか?
一方、反対側の駅東側にはかつて山間部の太刀別へ向かっていた留萠鉄道線の駅がありましたが、1974年に廃止されました。駅東側は畑が広がっています。
 
駅名標はJR北海道タイプです。電照式です。
 
 

恵比島駅は単式ホーム1面1線ですが、かつては右側に島式ホームがあり、その左を留萌本線が、右を留萠鉄道線が使用していました。
さらに右には留萠鉄道の貨物側線や機関区がありましたが、現在は空地になっており草が生い茂っています。
また、留萌方(写真奥)の駅舎側(左)には貨物側線がありました。
 
写真は留萌方を望む。これより先、山越えに臨みます。
 
 

 

 

 

「明日萌駅」のセットです。
何も知らなければこちらが駅舎と思ってしまいますw
本来の駅舎は「明日萌駅」にイメージを合わせるため上から板が貼られています。
尚、「明日萌駅」に普段から入れるのかどうかは不明です。 
  
  
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)